里山暮らし

千葉の里山での 小さな村の四季の風景や畑仕事の記録です。

筍が出始めました

2021-03-28 15:14:58 | 

 枯れ色だった山のあっちこっちに桜が咲いて そこだけが明るく目立つようになりました。

 耕され始めた田圃の畔に タンポポが黄色い大きな花をこれ見よがしに並べてます。蕗の薹や つくしは ばけてしまい 山菜の季節になって来ました。

 椎茸の春子を採りに裏へ来てみたら 足元の藪に 筍が頭を出してました。先週来た時に探したんですが一つも見つからなかったんで 初筍です。

 1本だけと言う事は無い筈、と 周りを探ったら 結構出てました。箕に2杯 10本余りも出てました。

 唐鍬を出してきて 掘り始めました。出始めの筍は 地下茎の深い方の芽から出るようで 短いわりに深くに頑張ってます。下まで掘らない内に 鍬を打ち込むと、食べられる殆どを地下に残して 皮だけしか採れない に、なりかねません。

 

家の藪は全く手を入れて無いんで 竹の地下茎が縦横に這っていて 筍の基の方まで掘るのは結構大変です。それでも 初筍を採って 75日長生きしようと頑張りました。 

 

 去年は親の竹が台風で痛めつけられた所為か、あんまり出が良くなかったんですが、今年は少し回復したのか 初物の出が良かった。

 屋根が半分吹き飛ばされた小屋の中にも 出て来てました。

 コロナの前迄は 友達が来てくれて 掘って行ってくれましたが、今年はどうなりますか、

 筍の周りの草藪は 花盛りです。早く刈ってしまわないと 大藪になってしまいます。特に この木苺なんかは 花は綺麗だし実も甘くて美味いんだが 棘いっぱいの茎がどんどん伸びるんで 始末に負えない。

 こんなのも居ます。浦島草。大きな傘を差して長い釣り糸を伸ばして、妙な草です。朱い実をジョウビタキなんかが蒔いたか いっぱい生えて来ます。

  

 これも小鳥が蒔いた アケビ。そこら中芽生えて来てます。

 梅が 花殻を尻に着けた小豆粒位の実を枝先に見せてきました。桃は未だ花盛り、枇杷も少し膨らんできました。

 昨日はベランダで作った胡瓜やピーマンの苗をもって来て 下しました。NさんやKさんの畑を借りて 若者達が作っているキャベツが 着いて 見事な列を見せてます。

 Kさん家の稲は 芽を出して、この処の気温の変動が大きいもんで手が掛かると大変の様です。

 燕も来たし 春が進んでます。 

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桃も咲き始めました

2021-03-20 13:44:05 | 

 夜の冷え込みがゆるんで 霜はもう来ないんじゃないかな、日中は陽を受けて鍬を使っていると汗ばむ程です。

 前庭の白桃が咲き始めました。朱い蕾が3分ほど開いてます。甘い大きな実になる筈ですが 狸もハクビシンも狙ってるんで 対策が要ります。

 

 桃の木の下は 春の草共がこんなに競って花を着け種さえも成らせてます。小さく可愛いに絆されてこんな藪になってます。

 刈払い機を引っぱり出して 退かします。こんなになる前に、芽を出したばっかの時に 始末しとけばよかったのに、後の祭りで また言われちゃいます。

 中でも 偉そうな大柄の草が 草の王。誰がつけたか 黄色い花の立派な株です。

 入口の土手の角、雪柳が咲いて 明るくなった感じです。上がって来る道の棚田は耕され、春の作業が始まってました、が 家も草を刈って 動き始めねば、

 

 先週芽吹いたばっかだった 山椒が葉っぱを広げてきました。春は足が速い、

 雪柳の向かいの土手上、見上げたらヤブウツギと思しき花が咲いてます。上がって来る辺りの山には 山桜もかなり見えていたし 季節の進みは加速しているみたい、年寄りがもたついてると 置いて行かれそうです。

  

 畑は じゃが芋が 土を割って芽の先を覗かせてきました。蚕豆は 花が咲き出し 丈が高くなってきました。鍬を使ってると 菜の花の甘い香りに包まれます。

 カラスは柿の木の枝を折って 運んでます。猪も腹ごしらえで大変みたいで 小屋に置いた米糠が 食われてました、大きな樋爪の跡を残して。

 タヌキやハクビシンが動くんで目に付きやすくなり、また 大きなアライグマもそこの祠近くでみたよと 隣のOさんの話。みんな忙しくなってるみたいです。

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アケビの花が咲き始めました

2021-03-13 12:37:04 | 春入口

 ほったらかしで 藪になりかけてきた前庭の片付けを始めました。日が温かくなってきて 草の伸びが増してます。

 土手上まで片付けて来て、藪になった アケビの蔓を見上げたら 咲き始めてました。

 花は塊になってます。独特の形の塊花で、雌花は塊の元に着いて、小豆色の花弁が目立ちます。

 雄花はブドウの房みたいで 雌花の先に気になる色の塊でぶら下がってます。

 

 去年は実が熟したのに気が付くのが遅れて 食べそこなったんで、今年は気を付けねば。

 蔓は土手上の杉に登り付いて もう20年にもなるんで、本当に藪になりました。蔓元は 一寸した樹みたいに太くなってます。

 

 鶯ばかりではなくガラやエナガ、鶸やホオジロの仲間が囀り上手になって 賑やかになりました。

 山椒の芽も解けてきました。気の早い筍を探してみます。

 山芋を植えました。前庭の小道側に植える事にしました。取り換えて下した雨樋を切って 芋のガイドにしてます。

 以前は野菜を作った事も有る前庭ですが、もう何年もほったらかしにしてました。見苦しくない位に ざっと刈払い機で上っ面だけ刈ってきてました。

 篠やヤブガラシなんかのしぶとい根っこがびっしりで、掘るのに苦労しました。こんな根っこが頑張ってるんで 骨が折れます。

 樋の先っぽの方は 50㎝ばかり掘り元の方は丁度埋まる位に 埋めます。 

 

 種芋は去年採れて食べた芋の 元の部分を取って置いた奴と、木子が落ちて育った10㎝ばかりになった芋です。

 植えて置けば 元は野の芋ですから 手を立ててやって、草に埋まらないようにしてやれば 大きくなった奴は頂けます。小さかった奴は 来年の種にします。

 畑は 蚕豆の花が咲き始めてます。じゃが芋は未だ芽は見えません。直播の種は 大根、人参と牛蒡にホウレン草、蕪なんかを蒔きました。

 前庭を掘ったり 直播野菜の畝作りをしたりで あっちこっちが 軋んでます。

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夏野菜の種蒔き、芽を出し始めました

2021-03-06 15:00:01 | 春入口

 寒暖差のある日が続いてます。今朝も この時季にしては温かく 穏やかでした。

 先週、先々週から夏野菜の種を撒き始めました。今朝もトマトの桃太郎と中玉のフルティカやキャベツなんかを蒔きました。

 

 特に加温はせずに蒔いてますんで お日様の熱が頼りです。

 前に蒔いた甘唐辛子やピーマン、パブリカ他が芽を出してます。

 

 ポットに直接蒔いたり 箱に蒔いて芽を出したのからポットに上げたりです。狭いベランダで遣ってるんで ポットの数が多くなって 足の踏み場が無くなり 顰蹙をかってます。

 里山の家の入口角に 白木蓮が咲き始めました。すっかり春の景色になりました。日当たりが良いんで 他より少し早めです。

 

 裏山から移して大木になった 藪椿は盛りを過ぎて 落椿です。メジロも寄らなくなったみたいです。

 居間に居付いた ギンギアナムが花茎を上げてましたが 咲いてます。未だ花の数は少ないんで 香りは控えめ、もうじき くどい程強い香りに包まれます。

 

 魂消た事。取って置いた南瓜を割ったら 中の種が芽を出してました。白い皮の ほくほくで美味くて 長い間 貯蔵出来る都合のいい南瓜ですが、硬くて割るのに苦労します。

  

 割って見て この通り、種の幾つかが発芽してました。周りのワタが腐っていたわけではありません。南瓜自体も 確りした実で 美味しく頂きました。こんな事も有るんだと 初めて知りました。

 畑は 未だ霜が来たりで 菜っ葉類や大根なんかも直播は無理です。草だけは良い気になって蔓延ってますんで 今度 刈払い機を振り廻して 退治せねば、と思ってます。

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白菜も薹立ち、花が咲いてきました

2021-03-01 14:02:26 | 春入口

 昨日の朝も冷え込んで メダカ池はすっかり凍ってました。しかし 日差しは強くなって 畑に居ると汗ばむ程にもなって来ました。

 冬野菜は終わりに近く、蕪や大根等の根菜や菜っ葉類は薹立ちして来ました。

 ヒヨなんかに食われ痛めつけられた 白菜は残った株元から いくつもの薹、花茎を上げてます。

 ネットを掛けて守っていた株も 美味そうな花茎が出て来ました。摘んで 甘い春のご馳走にします。

 葉っぱをすっかり食われてしまった ブロッコリーも蕾がこんなに出て もうすぐ花盛りになります。 

 

 チンゲン菜もこんな具合です。花が咲き始めるまでは これはこれで 軟らかく甘いんで重宝します。

 残った冬野菜の根元は 春の草が厚く覆ってます。小さな花を着けた これ等の草は 寒い中伸びただけ有って、根っこが張っていて茎もしぶとく 退かすのに苦労します。

 小さな耕運機の刃に絡みついて、シャフトに巻き付いて 往生します。早くも 今年も草との戦が始まりました。

 仲間も じゃが芋を植え終わったようです。Kさんは早くも大根を蒔いて 間引きするまでになりました。

 家の一番早い春野菜の 早生の玉葱が太くなってきました。 

 今日から3月。鶯は上手に囀る様になりました。

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