里山暮らし

千葉の里山での 小さな村の四季の風景や畑仕事の記録です。

裏藪のヤブランが咲いて冬初め

2024-12-03 09:53:54 | 初冬

 ここでも 水霜が何回か来て 秋のじゃが芋は 葉っぱが焼けたものが有ります。

 夏の間 放っぽらかしていたんで、藪枯やカナムグラに覆われてしまっていた家の灌木共を救出することにしました。さすがにしぶとい蔓藪も 葉っぱは殆ど枯れてますが 蔓茎は確り樹にしがみ付いてます。カナムグラやサルトリイバラなんかの 棘やイライラが有る蔓が多いんで 皮の手袋で 引っ剥がしました。

 足元の ヤブランの藪、踏み痕に 花茎が出て 花が咲いてました。

 こいつ等も 頭の上が明るくなって もっと 花茎を伸ばして来れそうです。それでも 酷い藪屋根の下で 健気に咲いてくれた可愛い花に感謝です。

 畑は この寒さと乾きで さつま芋やなんかの残滓が一気に乾いてきました。先週は 半分燃せました。大分片付いてきました。

 今週 行って干していた大根や白菜を漬けます。

 まったく 困ったもんだの話、

  猪駆除の 大きな重い箱罠が盗まれました。道の近くに設置しておいたのが 持って行かれる原因だと思われます。道の近くとは言え 隠れている場所です。こんな物迄持って行くなんて 嫌な世の中になったもんです。もしメルカリなんかのSNS販売サイトで見かけたら 盗品で無いか注意してください!

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大根を干しました

2024-11-24 14:14:16 | 初冬

 昨日 大根を抜いてきて 洗って干しました。去年より丁度1週間遅くなりました。

 青首を10本 白首を4本。夫婦2人で食い切れるのはこんなもんなんです。

 今迄は普通にこの辺で作られていた 青首大根だけを作ってきました。今年は煮物用と説明書きに有った 白首大根を作ってみたんで、 試しに沢庵にしてみます。

 漬け用の糠は 家で精米してる時ののを使います。米は仲間のKさんに分けてもらってます。今年の新米からは 仲間の値段でも 3割近く上がりました。

 このまま 冬らしい気温が続いてくれれば旨い沢庵になります。暮には 食えそうです。

 来週には 白菜を漬けられます。沢庵ができるまでの冬の漬物です。

 今は未だ 糠味噌です。胡瓜が終わって 蕪や大根が入ってます。白菜が漬かる様になると 糠味噌の樽は 縁の下で春まで休んでもらいます。

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秋終わりの道の草刈りをしました

2024-11-17 15:57:20 | 初冬

 昨日は今年最後の道掃除、道の草刈りでした。風も無く 風除けのジャンパーを着て大草を薙ぎ払っていると 汗ばむ位です。

 道の土手は 温暖化の所為か この時季になってもチガヤなんか丈高く 茎も確りしててまるで萱みたい、刈りでが有ります。

 

 この前の道刈で刈った 外来のキリン草もまた伸びて 茎は太くなってしまい 草刈り機がキンキン言います。

 伸びた草に交じって 水仙が伸びてました。半分刈りかけて 気が付いたんで 気を付けて残して置きました。やっぱり 冬に入りかけてるようです。

 土手の上の方に 垣にしてあった山茶花は もう散り始めてます。

 

 畑地と同じ位まで 上がって来た道の垣はお茶の樹の処も有ります。爺ちゃん婆ちゃんの頃には 摘んで利用してたんですが、もうすっかり野良です。

 それでも冬に入る時期にはこんな可愛い花を咲かせてくれてます。

 

 花が少ない時期の所為か キイロスズメバチが群れてました。さすがにこの時季なんで 襲ってくるようなことはありませんでした。

 

 草を刈った境のそっち側、トラクターで耕し均した畑に 猪の跡、春のウリボウはもう若者になって 悪さも一人前になってるみたい。この冬 どれくらい罠に掛かってくれるかで これからの被害が決まりそう。

 

 道掃除が終わって 残った村の仕事は 来月の神社、お寺、集会所の掃除です。この処の 暖かさで 暮が近い感じは少ないんだけど、季節は確実に進んでるようです。 

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立冬が過ぎ 寒菊も咲きました

2022-11-13 16:26:28 | 初冬

 降ると言う予報の空振りが続いてましたが 今日は降りました。昨日 蒔いた豌豆が芽を出してくれそうです。猪に穿られて 欠けた所の蚕豆の捕植したのも 下したキャベツの苗も一息つけます。

 立冬が過ぎて 冬らしく 寒菊が咲き揃ってきました。何年か前までは 仲間の畑に丸や角に作られた寒菊の 株が並んでたんですが、皆草臥れたかこの頃は手の掛かる花作りはしなくなりました。

 菊は野良になっても季節を忘れずに 健気に咲いてくれてます。

 

 今日の雨の前に 部落の花植えをしました。この冬はビオラでした。道沿いの 作らなくなった畑を耕して 小母ちゃん達に交じって植えてきました。若い者たちは 道の土手なんかの斜面の草刈りなんか 足場の悪い所の仕事をしてくれますんで、年寄りは花植です。

 椎茸が出始めました。肉厚の良いのが出ました。これからの 鍋料理に重宝します。

 

 沢山出てましたんで 近所にも分けれます。

 芋の蔓や夏野菜の残骸が乾いてきたんで 雨の来る前に 一山燃し片付けました。

 Yさんは直売所に持って行く里芋を掘ってます。皆の所の冬野菜が育ってきてます。皆 食べる分よりは 親戚や 知り合いに上げる方が多くなってます。それでも 元気なうちは 作って喜んでもらうのを楽しみに 畑へ出てきてます。

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車の露が凍りました

2021-11-28 11:50:18 | 初冬

 昨日の夜は冷え込んで、半欠けの月でしたが 煌々とと言うそのままの明るさでした。

 昨日は早々に降りてくる予定でしたが 給湯器がいかれて、修理屋さんを呼んだんで 1日伸ばしたんです。来てくれた若いお兄ちゃんが見てくれたんですが、私と同じく加齢で寿命だそうで修理不能の判定でした。おまけに ポンプから石油が滲んで来てるんで 送油のコックも閉めて置きます、とのご宣託。築25年過ぎに入ってもう20年以上に成るんで 長寿の給湯器でも限界を超えていたようです。

 タンクから石油、灯油です、を抜くべくポンプを持ってくれば チューブが切れかけて使えず、また良く見たらタンクからも滲んで来ており、ダメになる時は皆あっちもこっちも いかれるようです。お兄ちゃんが来てくれたのが夕方だったんで、諦めてお湯が出ない山の家で一晩過ごし、早々に下りようとした訳です。

 玄関前に停めていた車の窓が凍っていました。初霜です。

  

 表面に着いた薄い氷です。良く見ると結晶が見えます。

 北風の晴れが続いて やっと本気で冬が来たようです。枇杷の花が綿毛を押し分けて控えめの花弁を開いては虫を呼んでます。冬の花の代表の一つです。

 

 新参者の皇帝ダリアが 本格的な霜が來る前迄の 小春日和を享受してます。新参者とは言っても もう15年は居座っているんで 時の経つのは早いもんですね。

 

 藪椿が咲き始めました。寒い筈です。此処に移してもう10年以上、大きく成ったもんです。

 

 蝋梅も咲き出しました。葉っぱは未だ皆くっついてます。

 蜜柑が甘くなりました。色も朱みが濃くなりました。木の下には何かに食われて皮だけになったのが 幾つか転がってます。じきに 獣や鳥に食い尽くされそうです。

 

 先週干した大根、未だ漬けるには 早いようです。

 長芋を掘りました。今年は思った以上の出来でした。90㎝以上のが何本か、と 全部で10本以上。

 使った樋のお古です。もう暫くは使えます。

 

 豆を落とし始めました。味噌用のや酢豆にする緑色が濃いのや、一緒になってます。夜なべで選り分けます。

 品種によって上がる時期がずれるんで、畑には未だ莢の青いのが 突っ立ってます。黒豆が家では一番遅くて、未だ莢が青いのがそれです。

 キャベツや白菜、小松菜にチンゲン菜に蕪や葱がもう一人前に育ってます。本格的に霜が来れば 味が良く軟らかくなります。 

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