サワディーピーマイ! 新年おめでとう! タイ国も新年を迎え、チャクリ王朝のラマ
10世のワチラロンコン国王は、元旦には国民に向けてメッセージを発しておられます。
早いもので、父のプミポン元国王の崩御によって王位を継承して(2016年10月)6年の
歳月が過ぎました。今年の年賀状はスティダー王妃とのツーショットも公開されています。
大晦日の夜に公開された新年のメッセージ内容の要約です。
” 新年を迎えるにあたり、国民の多大な幸せ、繁栄を願う。同じタイ国民として、
今年もお互いに助け合い、支え合って行こう。 タイ国民はこれまでも 互いに
協力しあって逆境を乗り越えて来た。コロナウイルスの感染症の拡大や自然災害の
脅威に対しても、国民が一致団結して困難を乗り越えることができた。
タイ国民が持っている優しさや寛容性は、私たちの国を安定させ、持続可能な発展へと
導くものである。 これからも団結を心がけ、発展への大きな力として行こう。
今年も様々な出来事が起こるだろうが、慎重に かつ 丁寧に困難を乗り越え、逆に
ささやかなことに幸福を感じながら過ごして行きたいと思う。 本年も引き続き、
皆の協力を宜しく願う ” ワチラロンコン国王は今年、ちょうど70歳になられます。
さて、ビフォーコロナの頃は、タイ国の国際空港と中国の各都市から、週に400便前後の
フライトが行き来していましたが、現在は15便に減少しています。ところが、中国政府が
今月8日からコロナウイルスによる渡航制限を緩和することを受け、中国の航空会社が
バンコク・チェンマイ・プーケットへの便を皮切りに、タイ国への運航を再開するようです。
はやり、1月22日からの中国旧正月(春節)には、多くの中国人がやって来そうな感じです。
大丈夫でしょうか? 先週のこと、中国を出発してイタリア・ミラノに向かった飛行機2便の
乗客の内 およそ半分がコロナウイルス感染症の検査で陽性だったことが分かり、イタリアの
保健当局が中国からの渡航者について急遽、感染症の全数調査を実施することにした、という
報道もありました。イタリアは中国からの渡航者に対し、より厳しい制限を設けるようです。
中国ではゼロコロナ政策の転換を図った後、急速に感染者が増加しています。日本はじめ
素早く、中国からの渡航者に対する制限措置を多くの国々が設け始めている中、タイ国は
そんなに早く、中国人渡航者を受け入れる方針で心配です。政府は23年に来タイする
中国人は、700万人から1,000万人になると、改めて予想していますけど、大丈夫かなぁ~
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