タイ国では、この二週間余りの間に 新規コロナ感染者が一日あたり2万人前後で推移しており、
今年4月初めまで 多くても三桁台に止まっていたのが、嘘のように爆発的に感染が広がっている。
昨日の新規感染者は1万9,843人(バンコク都4,226人)。今週に入り2万人を割り出し、
ピークは過ぎたか、なんて声も聞こえますが、死者は一日として過去最多の235人です。
この急激な拡大の原因は、今や感染力の強いデルタ株が主流になったことでしょう。今や
77都県のうち76都県に広がり、バンコク都では90%以上を占めていると言われています。
タイでも日本でも感染の広がりに拍車をかけているのが、デルタ株ですネ。それまでよりも
感染力の強いタイプとして生まれ、多くの国に広がって感染者を増やし続けています。強い
感染力のデルタ株です。どこで感染するか分からないですから一層の三密に注視です。
日本では現在、入院して来る患者の多くがデルタ株で、50歳よりもずっと若い人が目立つと
いいます。弱った高齢者の入院患者が多かった昨年とは、まるで状況が違ってきていますよネ。
日本を襲う第五波は、若年層が主役に … 今月5日の東京都の新規感染者が初の
5,000人台になり、20歳代と30歳代が合わせて2,720人と全体の54%を占めたそう。
すでに報じられていますが、米国疾病対策センター(CDC)が公表した分析によれば、
新型コロナのデルタ型は、感染力が水ぼうそう並みといいますから怖いです。一人の
感染者が8~9人にうつすとあって、対策を強化しても感染を止めるのは大変です。
感染拡大を抑える手段は人々の行動規制か、ワクチン接種しかないでしょう。感染力が
水ぼうそう並みとなると、集団免疫を得るには90%以上のワクチン接種率が求められます。
第一波で封じ込めに成功したタイ国ですが、再拡大するデルタ株対策が難航しています。
政府のワクチン確保が出遅れた中、デルタ株が流行してしまいました。 医療体制の
逼迫や都市封鎖の長期化で経済回復の先行きは見えず、プラユニット政権の対策の失敗が
反政府デモの理由に利用されています。最近、デモが多くなっている事も気がかりです。
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日本ではPCR検査数が少なすぎて駄々洩れだと思います。東京都でも実際に回せている1日の検査数は約2万6000件とのことですので。陽性率を約20%とするならば、感染者数は約5000人で頭打ちになります。