タイでゴルフ友達になりましょ。

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タイへの中国進出が?

2010年11月19日 | タイの出来ごと、あれこれ
  
 中国は、2008年の北京オリンピック・今年の上海万博・広州アジア大会と、ここ何年も世界とアジアの
話題を取り続けていますネ。 ビックイベントだけでなく世界の国々に、存在感を大きく表しています。

ここタイでも、ジワジワと各方面にあらゆる影響力をも与えてきています。 「日本の技術力」 「中国の
製造力」 「インドの農業力」 が、アジアを引っ張ると アメリカなんかが言っているようですが、
世界的な経済危機もなんのその… 高度成長を維持し、国内総生産も日本を抜いて世界第二位です。

 

昨年のタイ政府投資委員会 (BOI) への投資申請額でも、中国はアメリカを抜いて日本に次ぐ二位に
躍り出ていますしネ。 タイへの外国投資案件では、長年に渡って日本がトップにあり、日本からの投資が

タイ経済の原動力となってきたことは、日タイ政財界の双方が認めるところです。 が、しかし 昨年も
その地位は維持しましたが、中国が大変な勢いで投資申請を行なっていますので、その内抜かれるかも…

 そんな中、先週のバンコク週報の一面に、中国最大銀行が年内に人民元を融資し、タイの事業開始を
本格化する、 というニュースが躍っていました。 それによりますと・・・

 

中国四大銀行の一つで、株式時価総額では世界最大の銀行である中国工商銀行 (ICBC) が、タイ・
中国フォーラムを開催して、本格的にタイのビジネスの開拓に乗り出す方針を明らかにしています。 
タイ政府も両国の貿易・投資を促進するものとして大歓迎している、とコメントしていましたネ。 

ICBCは海外で22カ国に194店を展開しているようですが、ASEANでは1993年にシンガポールへ
進出したのを皮切りに、インドネシア・マレーシア・ベトナム、そして タイに至ってきました。

既に ICBCでは、タイの商業銀行では最下位グループにあったACL銀行の全株式を取得し、7月には
社名も 「ICBCタイ」 と変更して登録も済ませています。 現在 同銀行はバンコクに8店・チェンマイ・
プーケット・コンケーンなどの地方都市に11店の支店を展開して、今後3年以内に30店に増やす意向とか…

 

 中国政府の進出は経済面だけではありません。 中国の歴史や文化を紹介する 「中国文化センター」を
バンコクに建設し、中国をより多くのタイ国民に知って貰おうという計画も進行中です。つい先週に、ラマ9世

通りの建設地で定礎式が行なわれ、センターは敷地面積6,400平方メートル、中国様式を取入れた
設計で、建設費は12億人民元 (約147億円)、 二年後の完成予定とか… 

 いやぁ~ 中国が進出する時は一気に来ますねぇ~  
 今 すべてにおいて日本は中国に押切られている感じがしますネ。

元々 バンコクは、ヤワラートという中華街から発展した都市ですから、中国系タイ人が多いんですヨ。
今では タイの政官軍財界のトップの大半も中国系が占めており、タクシン元首相やアピシット現首相、
コーン財務相ら閣僚の多くも中国系ですモンね。 その内 タイは中国の分身になってしまう?   



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2 コメント

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Unknown (とらねこ)
2010-11-19 10:09:16
まずい現象ですね。日本人は自身を持てないでいます。元々が中国人のように我を出せない大人しい人種ですから、頑張らないといけないですね。勿論中国人とは仲良くが前提ですよ。
返信する
nagaichi (とらねこ サンヘ)
2010-11-21 14:45:39
ホントにそうです。
中国でもロシアでも、いいようにやられている感じですよね。
今後 どうしたいのか、明確に伝えるべきでしょうね。
返信する

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