コロナ禍での反政府グループデモは止めてほしい！

　　
　タイ国では、今日から仏教関連の祝日や国王のお誕生日などで休みが続きます。

＊ ７月24日（土）祝日： アサラハブーチャ （三宝節）
＊ ７月25日（日）祝日： カオパンサー （入安居）
＊ ７月26日（月）休日： 24日土曜日の振替休日
＊ ７月27日（火）平日： 通常日
＊ ７月28日（水）祝日： ワチラロンコン国王陛下お誕生日

　

24日と25日は例の如く、仏教関連日ですからアルコール販売が全面禁止となります。
７月26日、28日はアルコール販売禁止ではありません。　しかし、現在タイでは、

バーや娯楽施設は全国的に閉鎖されており、プーケットのようなサウンドボックスが
行なわれている例外を除き、ほとんどの飲食店でアルコール販売はできていません。
アルコール販売は、スーパーやコンビニエンスストアでのみ購入可能となっています。

　

周知の通り、タイ国では仏教関連日には、多くの人がお布施や僧侶の説教を聞きに寺院に
やって来ますが、今は政府から寺院で集会や儀式を行なわないようにお達しが出ています。

それなのに、今日も午後４時頃より、反政府グループによるデモが実施されます。今日の
会場は、セントラルワールドやエラワン廟がある都内のど真ん中ラチャプラソン交差点です。

　

昨日もバンコク都では、3,104人の新規感染者が確認されており、全国では１万4,575人
（死者114人）と、また過去最高を更新している最中です。不要不急の外出が叫ばれている今、
反政府グループも実施するならTPOを見極めてほしいですよネ。国民も賛同しないでしょう。

臨時病床を含め、入院中の患者は前日から約6,700人増え14万3,744人になり、人工呼吸器を
装着している患者は11人増え900人です。症状があっても入院できない人は増え続けています。

　

一昨日には、新型コロナ陽性と診断され、病床の空きを待っていた73歳のタイ人男性が
治療を受けられないことを理由に自宅で自殺してしまいました。このように無症状の人や

軽症者を自宅隔離とさせている中、この人たちが不満を口に デモでも参加したら、たちまち
クラスターが発生してしまい、恐ろしい事に。こんな情況下でのデモは止めてほしいですよネ。　　


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