タイでも地震が心配になってきました ・・・

　　
　昨日５日は、日本とタイで地震が発生し、バンコクにいても ちょっと気になりました。　

午前５時18分ごろ、伊豆大島の近海を 震源とする強い地震があり、東京都千代田区で震度
５ 弱を 記録したとか。　ワタシも東京ですから、その後のニュースに注目していました。

　　

東京で震度５ 弱以上の揺れとなったのは、11年に東日本大震災が起きてから初めてですってネ。
震源地に近い伊豆大島が震度３ なのに、約100キロ離れた千代田区で、震度５ 弱の最大の
揺れを 観測したのは、「異常震域」 という現象が起きたと、地震専門家が分析していました。

なんでも、陸側のプレートの下に沈み込んでいる太平洋プレートの内部の深い所で起きた地震は
地震波はプレートの内部を 通って遠くまで伝わりやすい特徴があるため、震源地の真上よりも
離れた地域で揺れが強くなる “異常震域” という現象が起きるとか。　初めて知りました ・・・

　

　まぁ～　大したことなく、ホッとしていましたら、同じ日のタイ時間午後６時すぎ、北部チェンライの
南西32キロの地点で、マグニチュード６の地震が発生しました。　東京千代田区が震度５ 弱で
タイ北部がマグニチュード６ と聞いて、どっちの揺れが大きかったんでしょうねぇ～

マグニチュードは、地震そのものの大きさや規模を 表す物差しで、震度は 地震が起きた時の
揺れの強さのことを いいますよネ。　両方を 報告してくれないと、日タイの比較ができません。

マグニチュードと震度の関係は、例えば、マグニチュードの小さい地震でも震源からの距離が近いと
地面は大きく揺れ、震度は大きくなると聞きます。　マグニチュードの大きい地震でも震源からの

　

距離が遠いと地面はあまり揺れなく震度は小さくなります。　因みに 東日本大震災はマグニチュード
９で、最大震度は宮城県栗原市で観測された震度７ ということでした。　

　地震のことを よく 理解していませんので、また 読者に叱られそうですが、タイ北部で発生した
マグニチュード６ と東日本大震災の９ では、どれほどの違いがあるんでしょうか。　タイの建物が
建物ですから、最近 よく 発生するようになったタイとミャンマー・ラオスの地震の方が怖く感じます。

　

今回の震源地はチェンライの南西32キロで、深さは 約7.4キロと見られていますが、地震による揺れは、
隣国ミャンマーのヤンゴンやラオスの南部で感じられたようです。　南へ約800キロ離れたバンコクでは
高層ビルが数秒間にわたって揺れた … … 等々、広い範囲で揺れが観測されたといいます。

チェンライ県にある空港ターミナルの天井の一部が剥がれ落ち、建物から利用客や空港職員が 一時
避難しましたが、けが人はいないということです。　また 震源に近い地域では、壁の一部が剥がれ

落ちたり、道路に亀裂が入ったりするなどの被害が出ています。　チェンライ県メーラオ郡で83歳の
高齢者が落下物により死亡した、というニュースも流れていました。

　

　“タイは地震がないから住んでいる” という日本人の方もいるようですが、近年のタイは、決して
安心できません。　異常気象や地盤沈下などで、昔のタイの地形と大きく変わっていますからねぇ～
バンコク市内は、ちょっとした地震や地盤沈下でも建物が心配です ・・・　　



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