世界ランキングの上位一桁台に入る選手たち ”トップランカー” が集まった「PIF サウジ
インターナショナル」は、米国のハロルド・バーナー選手の勝利で幕を閉じました。
<ハロルド・バーナー選手>
今大会には、19年と21年のチャンピオンであるダスティン・ジョンソン、ブライソン・
デシャンボー選手など、世界のトップ20選手のうち六人が出場し、さらにアジア・欧州
ツアーの実力者の多くも出場しました。日タイの選手も厳しい大会になりましたねぇ~
その中でも、10位内に入ったのは、7アンダーで8位タイの木下稜介プロだけでした。
タイ人勢のトップは若手ではなく、なんと28位で54歳のトンチャイ・ジェイディ選手でした。
<トンチャイ選手はアジアで13勝、欧州ツアーで1勝しています>
周知の通り、同大会はグレッグ・ノーマン氏(豪州)がCEOを務め、昨年 新しく設立された
「リブゴルフ・インベストメント(LIV Golf Investment)」とアジアンツアーとの共催試合。
賞金総額も500万ドル(約5億7,000万円)と、アジアンツアーでも例のない最高額でした。
今年度のリブゴルフは、トータル25試合を予定しており、今大会とは別に「インターナショナル
シリーズ」と命名し、アジアンツアーのフラッグシップ(旗艦試合)として、10試合の協賛が
決まっています。シリーズ初戦は来月3日からタイのホアヒンにあるブラックマウンテンGCで
行なわれます。 賞金総額150万ドル(約1億7,250万円)をかけて競う大会になりますネ。
この大会を皮切りに、6月には英国のセンチュリオンGCを舞台に賞金総額200万ドル
(約2億3,000万円)の大会を予定しており、韓国、ベトナムへと移動。さらに中東へと
向かった後は、中国、シンガポール、香港で行なうことを予定しているとのことです。今後
10年間、10試合の共催試合が行なうことが決定されています。同ツアーは盛り上げるでしょうネ。
<アジアンツアーのCEOであるチョー・ミン・タント氏(左)も嬉しいでしょう>
一試合あたり150万ドルから200万ドルの賞金が用意されるわけですからネ。アジアンツアーに
多くの選手が挑戦しているタイ人プロにとっても、素晴らしいことで喜んでいるでしょう。
今年は、アジアンツアーとアジアのゴルフ界にとって、新しい時代の入り口に立っているような
気がします。若い世代やジュニアの成長著しく、ゴルフ環境も素晴らしいタイ国が、アジアの
市場拡大に向けてツアーの中心になるかも知れませんヨ。タイゴルフは飛躍の年になりそうです。
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