タイ国の新型コロナの新規感染者数は、8,000人台をキープしていましたが、最近になり
増えてきましたネ。昨日は合計1万470人(死者12人)と、1万人を超えています。
バンコク都は1,391人、隣県ではサムットプラカン県 962人、チョンブリ県 545人、
ノンタブリ県 474人と、首都圏で少しずつ増えているような気がします。コロナの
ワクチン接種は全人口のうち、二回目が70.4%、三回目は22.5%という接種率です。
今は 9割以上が、オミクロン株のようですので、余り 心配をする必要はないでしょう。
ですが、2月1日から再開した隔離なし入国制度(テスト&ゴー)の新規受付が再開され
一週間が経過しました。日々、同制度での入国者が急増していますので気になります。
隔離免除の入国者は、1月末は1日あたり200~400人程度でしたが、2月3日は823人、
4日 1,547人、5日 1,867人、6日 2,659人と、日を追うごとに増加しています。
2月1日以降のタイランドパスの申請者は、既に6万人を超えているといいます。外国人
観光客が増えているのは、タイ国にとっては喜ばしいこと。今夏ころには、観光立国へ
向けて、本格的に走り出すかも知れません。入国時の検査をシッカリやってほしいですネ。
現時点では、ヨーロッパからの旅行者が中心のようです。よって、政府はアジアからの
観光客誘致に動き始めましたネ。ビフォーコロナの19年に、タイを訪れた外国人観光客は
4,000万人近くになりましたが、その4分の1以上を 中国からの観光客が占めていました。
早速 政府は、隔離免除のテスト&ゴーを通じて、相互渡航が可能になる仕組みを計画して
いるようです。まずは中国・マレーシアとの間で、隔離なしで相互に往来できる「トラベル
バブル」を導入するため、”今月には 両国との協議を行なう” と、政府から発表されました。
政府報道官によると、協議では対象となる人数などを決めるようで、中国も「トラベル
バブル」ついて協議することに同意しているといいます。マレーシアは未だのようです。
そう言えば タイ国では、今年を「Visit Thailand Year 2022」と名付け、重要な
観光年として位置付けていますからネ。何とかしたい気持ちは伝わってきます。
積極的に外国人観光客の誘致と受け入れを行ない、ビフォーコロナのようには、
成らずとも、今年は観光立国として立ち直ってくれることを願って止みません。
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