タイ国を 中心に急成長している格安航空会社 (LLC) の動きが活発です。
2015年にASEAN経済共同体が構築されれば、ど真ん中に位置するタイ国は、否が応でも周囲の国々への
足の便が不可欠です。 ましてや 中間層の広がりで日本はおろか、国内海外旅行ブームでもあります。
更に LLCは、タイ国内路線の総座席数の51%と過半数を 占め、便数も過去4年間で倍増し、搭乗客数は
2,000万人を 突破したとか。 そりぁ~ 地理的にも優位性を 誇るタイに、LLC海外勢も活発化しますよネ。
<それこそ 飛ぶ鳥を 落とす勢い のTAAですねぇ~>
アジアの先頭を 切っている格安航空大手エアアジア (マレーシア) の2012年の連結売上高は、前年比
11%増の50億リンギ、乗客数は9%増の1,968万人。 同社のタイの合弁会社タイ・エアアジア (TAA)も
売上高が20%増の193.5億バーツ、乗客数が21%増の830万人だったそうで、相変わらず鼻息が荒いですヨ。
そんな中、ついにと言いますか、TAAがバンコク (ドンムアン空港)~カンボジアのシエムレアプ線を
開設すると発表しましたネ。 なんでも TAAは、カンボジアの航空当局から、5年がかりで許可を 取り
付けたと聞きますからネ。 さぞ 嬉しいでしょう。 10月1日から1日1便を 運航する予定だそうです。
<アンコールワット、私も一度行きましたが 一見の価値ありです…>
なにせ、昨年にカンボジアを 訪れた外国人観光客数は350万人で、この内150万人がカンボジアの世界
遺産アンコールワット遺跡群のあるシエムレアプを 訪問しているドル箱です。 今までは民間航空
バンコク エアウエイズが 長期にわたって独占していたので、距離は短いけど料金の高い路線でした。
昨年11月にカンボジア・ベトナム合弁のカンボジア・アンコール航空が参入し、そして今年10月から
TAAも就航ということで、料金も随分と安くなるでしょうネ。 早速 TAAは、就航記念として片道
79バーツ (約255円、燃油割増料・空港使用料は別) で、8,000席の予約受付を 開始していますネ。
<カンボジア・アンコール航空、色合いがタイ国際航空に似ているね…>
また 同時に TAAは、インドシナ路線を 拡張しており、10月からバンコク~ミャンマーのネピドー線を
開設することも発表しています。 でも こうして LLCの乱立が目立つと、怖いのが事故やトラブルです。
現に タイの新興航空会社のPCエアーが、昨年 韓国・仁川空港で燃料費や空港使用料の未払いなどが
原因で、離陸できなかった事件は 記憶に新しい出来事です。 同社は 性転換して女性になったフライト
<客室乗務員がニューハーフで大きなニュースになったけど…>
アテンダントを 雇うなどして話題を 振り撒いた、あの航空会社です。 未払い額は1,000万バーツ以上で
仁川空港には約400人のタイ人が取り残されていましたネ。 保有機材はエアバスの1機だけでした。
そんな 対策はできているんでしょうか ・・・ 長くなりますので明日に続きます。
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