一昨日 タイの観光立国について 触れましたが、それに付随される施策を 色々とやっているようです。
一つが、各国からの 「海外ロケ隊誘致」 ですネ。 昨年 ハリウッドのコメディー映画 「ハングオーバー
2」 が ヒットしたことで、ロケ地であるタイへ、外国からのロケ隊の問合せが 多くなっているようです。
元々 タイ国は、ロケする場所としては人気があり、日本の数多くのCMなんぞは、タイでロケを 行なう
ケースが多いんですヨ。 2011年の海外からのロケの撮影数は650件を 超え、収益は 約25億バーツに
のぼり 2009年の約9億バーツから ほぼ 3倍に 迫る勢いとか … 政情不安や洪水の中 凄いですよネ。
ロケを 行なうには 撮影許可が必要ですが、この許可を 出すのが観光スポーツ省下の 「タイランド・
フィルム・オフィス」 なんですが、映画のヒットで気を よくしたのか、今後は ヨーロッパやロシアでも
タイに おけるフィルム撮影を 積極的に アピール、プロモーションを 強化すると、鼻息が荒いようです。
タイは コストも安く済むばかりでなく、同オフィスが許可する撮影範囲も 他国と 比べると、かなり 柔らかい
ようです。 日本では公共の場での撮影許可が 中々 下りません、例えば 道路や橋を 封鎖する、森林の
中に おかしの家を 建てる、パトカーに 先導させる、病院内で撮影する、火器を 使用する ・・・ 等々は
NGですが タイでは なんら問題なく 許可が下りますものネ。 思うようなロケが できるワケですよネ。
日本では 森林や病院で撮影したいのなら、スタジオに セットを 組むしかないんですが、タイなら 実際の
現場で 撮影が可能です。 製作費も 安く その道のタイ人スタッフは 仕事も 速く、カメラマンも 優秀と
聞きます。 これは もう 魅力も 倍増しますよネ。 実際 タイのこのロケ環境が、日本では 成功の
難しい企画モノを 成功に 導いた話しは、随分と あるようです。
もう一つは、2015年のアシアン経済共同体 (AEC) 創立に 向け、観光スポーツ省観光局では 「今こそ
英語力の強化に 取り組むべき」 と 教育課程の見直しを 訴えていますネ。 日本の教育関係者は 耳が
痒いでしょうが 「タイ人の弱点は 英語力で 英語のできるフィリピン人などに 遅れを 取ってきた」 と …
タイでは 約4万人が観光ガイドとして登録しているそうですが、近年、語学力の低下が目立ち、質が
落ちている、と … 他国と 較べて競争力を 失いかねないとして、免許取得の基準改定を 進めています。
TOEIC の英語能力テストやTOEFL の英語学力テストなど 更なる導入と、免許更新時にも
毎回、語学能力を チェックしているようです。
2015年のAECでは、6億人規模の経済共同体となる前に、タイは英語を 向上させて、競争力を 高め
なくてはならない、と 訴求。 英語力のレベルが 上がれば、観光業界も 更に 潤うはずだと 言います。
いずれにしましても、観光立国として 陰で 色々な努力を しているのは 確かですネ。
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