警備会社の急速な需要によって、中小の会社では 教育も せずに警備員の制服を 着せているだけの
所があるという噂も あるくらい人材不足がちになっている警備業界 … 昨日からの続きです。
伸びる需要の中、海外に駐在する先進国の外国人は、自国にいる時以上に 安全への関心度も高くなり
警備への目が厳しくなるのは当然ですネ。 どうしても、自国と同水準の警備サービスを 提供してくれる
信頼できる会社を 選ぶでしょう。 当然 タイ国内最大の警備会社であるガッツ・インベスティゲーションや
世界の130国に進出している英国系のG4Sセキュリティー・サービスなどの会社が大忙しとなりますネ。
<タイ・スカイトレインBTSの警備員…>
そんな状況下の中、2007年10月にタイへ進出している日本の綜合警備保障の現地法人、アルソック・
タイランドが、顧客へ日本と同レベルの常駐警備のサービスと、警備員派遣事業への新規参入を 決め、
既に 昨年8月から新たに自社警備隊による常駐警備サービスを スタートさせています。
2007年当時から、主に警備機器の販売、コンサルティング事業、現地協力会社に委託する形での警備
サービスを 行なってきたようですが、日系企業から自国並みのサービスの要望や また 今後の需要の
拡大を 見込み、自社警備隊による常駐警備サービスに踏み切ったとのことです。
そうでしょうねぇ~ タイには1,300社以上の日系企業があり、今でも タイへの日系企業の進出が
増えているんですから・・・ 工場も多いですしネ。 ただ 人材教育や指導に問題が多いようですヨ。
<CMアルソックの吉田沙保里選手…>
アルソックでは、人材育成が急務で他社より優秀なスタッフを 育てなければなりませんが、まずは 人材
集めから大変なようです。 タイ国内で まだ 警備員の社会的地位が低いうえに、長時間立ちっぱなし で
結構 忍耐力がいる仕事です。 警備員になりたい人材を 集めるのに苦労しているのが現状のようです。
100人前後の希望者に面接しても 研修まで残るのは20人ほどらしい。 更に 研修で、OKとなるのは
数人だと聞きます。 警備員を 希望する人であっても、日本の警備スタイルに適合しなければ
採用できませんからねぇ~ 他社から移って来た者でも、厳しい研修で 辞めてしまうと・・・
これでは 需要に人材が追いつけませんネ。
<日本の警備サービスを 持ち込んだら凄い…>
それでも 6月に実施した研修が第5回目となり、これまでに計52人を 育成し、日系メーカーの工場を
中心に派遣しているそうです。 派遣後も、定期的に各派遣先へ巡察を 実施し 勤務状態も確認すると・・・
最も眠くなる午前2時~3時の時間帯に 抜き打ちチェックに行くこともあるそうですヨ。 日本と同様の
サービスを 謳うわけですから、これくらい 当然なんでしょうねぇ~ 現地のいくつかの警備会社は
注意点を 指摘しても改善されないと 言いますから、ここは日本のサービスを 持っていったら強みでしょう。
アルソックさん、今はご苦労も多いでしょうが、是非 優秀な警備員を 育てて 業界の見本となるよう
頑張って下さい。 期待しておりま~す。
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