タイでゴルフ友達になりましょ。

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タイの違法薬物の量は 半端じゃないぞ! 

2014年06月05日 | タイのちょっと気になる報道!
  
 しかし、驚くべき数字です。 半端じゃありません。 何かって、それは麻薬関連の数字です。

タイ麻薬取締委員会から流れたニュースで、2013年10月~2014年3月の半年間で、摘発した
麻薬関連の事件は、19万4,968件で 20万4,221人を 逮捕し、覚醒剤の錠剤7,057万錠、粉末
753キロ、ヘロイン344キロ、大麻1万8,790キロ、コカイン24キロを 押収したとか。 凄い量です。

 
   <押収された違法薬物の山…>

今も日本では、CHAGE and ASKAの飛鳥 (宮崎重明容疑者) が 覚醒剤所持で逮捕され、世間の
話題となっていますが、アジアで作られる覚醒剤の一番のお得意は “日本だ ” なんて、言われて
しまっています ・・・  タイ国内を 取り締まっても、近隣諸国からも入ってきますからねぇ~ 

上述の麻薬関連で、逮捕者が最も多かったのはパタヤがあるチョンブリ県・サムイ島のあるナコン
シータマラート県が多いようですが、いずれも外国人が多い観光地です。 また 覚醒剤の押収量が
最も多かったのは、やはりラムパン県・チェンライ県とミャンマーやラオスの国境沿いの県です。

 

最近のニュースで、「かつて麻薬の一大生産地として、世界的に知られたゴールデン トライアングル
(黄金の三角地帯--- タイ・ラオス・ミャンマーの三カ国が接する国境地帯) は、今や観光地として
生まれ変わっている」 と報じられていましたが、嘘ですネ。 まだまだ 入ってきているようです。 

 手立ては 無いんでしょうかねぇ~  これは本当に由々しき問題ですヨ!

現在も渦中の人であるタクシン元首相が、今だ高い評価を 受けている理由の一つは、違法薬物
撲滅への容赦なき姿勢でした。 逮捕時に千人単位の死者を 出し人権問題を 問われましたが、
タイの一般市民で、この点を 批判する、悪く言うタイ人は驚くほど少ないんです。

 

そのタクシン元首相の指揮下で、薬物犯罪の温床とも言えるバンコク最大のスラム街 「クロントイ
スラム」 での麻薬撲滅運動を 指揮していたソムキャット・シマクップ警察中佐が、昨年10月に、

“命を かけて取り組んできた“ と、「麻薬予防・対策部門」 で表彰されていましたネ。 2002年に
関わり始めたと言いますから、自らも危険を 侵して従事してきた12年間でした。 

 

山積みする社会問題の中で、タイ人も特に問題視しているのが、違法薬物の蔓延です。 3年前にタイ
貢献党政権が発足した時の世論調査で、“タイ国民が政権に望むこと」 のトップは、経済成長でも政局の
安定でもなく、違法薬物の撲滅でした。 タイの人達も分かっているんですが、どうにも解決し切れません。

ソムキャット中佐は、薬物犯罪を 取り締まるべくパトロールなどの活動から、100人以上の重度中毒者を
麻薬から決別させるなど、このスラム街での中毒患者や密売人を 減少させ、当然 犯罪も減らしています。

 

 知らない所で、こうして頑張っているタイの人達もいるんですが、
麻薬の摘発が 一向に解決しないのは寂しい限りです。   



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