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将来、タイ東部を走る高速鉄道が楽しみ!

2020年07月04日 | タイの出来ごと、あれこれ
 
コロナ禍によってタイも経済全体が沈没している中、高架鉄道などの拡張工事は遅れながらも、着々と
進んでいます。私が一番 興味深いのは2023年に完成を目指し、三つの国際空港を結ぶ高速鉄道です。

ドンムアン空港からスワンナプーム空港を通り、パタヤの先のウタパオ空港を結ぶ鉄道です。
新設される高速鉄道としては、タイ北部のチェンマイとバンコクを結ぶ高速鉄道と並んで、
政府は、タイ経済にとって重要な路線と位置付けています。 将来、とても楽しみです。

 

完成図のようにドンムアン空港からスワンナプーム空港を抜けて南へ降りてきます。
そして、チャチェンサオ駅(チャチェンサオ県)からチョンブリー駅、シラチャー駅、
パタヤ駅(チョンブリー県)、ウタパオ空港駅(ラヨーン県)と3県をまたがります。

現在、タイ東部 同3県にハイテク産業中心の経済特区を整備する事業としての「東部経済
回廊(EEC)」が開発されている最中。現在 外国企業の工場の誘致なども進められています。

 
 <EEC成功はタイ周辺国に大きな影響をもたらします>

同鉄道が開通されると、鉄道でもパタヤへ行くこともでき、東部への観光の幅も広がります。
パタヤ市内にモノレール建設の話もありますから、パタヤ周辺も随分と変化するでしょうネ。

それに合わせて、ウタパオ空港も大きく変わるでしょう。パタヤ中心部から約40キロ南に位置し、
3.5キロの滑走路1本と二つのターミナルを有し、現在の年間旅客対応能力は約370万人です。

それが2024年までの拡張計画の第一フェーズでは第3ターミナルを新設し、既存の滑走路に並行する
形で同じ3.5キロ長の滑走路を増設。 年間旅客対応能力も1,590万人に増加する予定だそうですヨ。

 
 <ウタパオ空港とその周辺>

ウタパオ空港の拡張工事は、航空大手バンコク エアウェイズが主導する企業連合が行ないますが、
“成田国際空港会社にアドバイスや運営の協力をお願いする” と、先月中旬に発表がありました。
 
バンコク エアウェイズのプティポン社長は「成田国際空港社をパートナーに、国際レベル級にしたい」と
述べています。成田国際空港社は出資しないようですが、施設の維持管理などに協力するといいます。

 
 <プティポン・プラサートーンオーソット社長>

タイ政府もバンコクのスワンナプーム、ドンムアンに次ぐ第三の空港にしたいといいます。
ですが、バンコク エアウェイズもコロナ禍によって、現在 多くの便の運休が続いています。

財務など大丈夫なのでしょうか。航空業界も ようやく 先が見えつつありますが、需要が回復
しないと過剰な設備投資になりそう。 そう言えば、サムイ島の空港も同社の自社所有でした。
コロナ禍もあり、鉄道も空港も2023年の完成は 無理でしょうが、今後 非常に楽しみです。  


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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
タイの高速鉄道計画は・・・ (N700)
2020-07-04 09:29:44
タイ国の高速鉄道計画ですが・・・
2011年10月2日現在、5ルートの建設が検討されていました。
★第1ルート:バンコク‐ピッサヌローク‐チェンマイ (3時間43分)
★第2ルート:バンコク‐ウボンラーチャターニー (2時間51分)
★第3ルート:バンコク‐ナコーンラーチャシーマー‐ノンカーイ (3時間4分)
★第4ルート:バンコク‐フアヒン‐パダン・ブサール (4時間54分)
★第5ルート:バンコク‐ラヨーン (1時間6分)
しかし、2020年7月4日現在の状況は・・・
第1ルートのチェンマイ新幹線構想は消滅し、第2ルートは影も形もありません。
第3ルートは中国の主導で、バンコク⇔ナコンラチャシマ(250km)線が2025年完成予定で建設中です。
第4ルートは影も形も見えません。
第5ルート(タイ東部高速鉄道)はCPグループの主導で動き出しましたが、建設着手はこれからです。
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