タイの”母の日”を見習いたい！

昨日の5月11日、日本は“母の日”でした。
この日は世界の多くの国で、お母さんに感謝し敬意を表しますが、その発祥の地はアメリカです。

1900年初頭、バージニア州に住む女性が「亡き母を追悼したい」という想いから、教会で白いカーネーションを
配ったことが、アメリカ各地へと広まり、当時のアメリカ大統領が5月の第二日曜日を「母の日」に制定したと言われています。

アメリカや日本と同じように5月の第二日曜日を“母の日”と定めた国々は、デンマーク、フィンランド、イタリア、
トルコ、オーストラリア、ベルギー、中国、台湾・・・等々の国々です。

少し変わった“母の日”では英国でしょうか。母の日はイースター（復活祭）の数週前の日曜日と決められているそうです。
英国では17世紀、遠方に奉公に出ていた人達が奉公先の主人から里帰りを許され、母親に会うことのできる日が
「母の日」となったと聞きます。

その他、中近東→3月21日、韓国→5月8日、メキシコ→5月8日、ハンガリー→5月第一日曜日、ルーマニア→3月8日、
あと・・・　もう　いいっ、てか！　＜少しシツコカッタですネ。＞　まぁ～　各国々で意味もあるのでしょう。

ではタイの“母の日”はいつでしょうね？　

そうです。タイはシリキット王妃陛下がご誕生になった8月12日が母の日となります。タイの父の日はプミポン国王陛下の
お誕生日の12月5日で、敬愛する王様王妃のお誕生日が、“父の日”“母の日”なんて実に単純明快で非常に説得力が
あり解り易い！　これもタイらしい事の一つですね。

もちろん　母の日は祝日となり、数日前から大きな建物のエントランスには王妃殿下の写真や肖像画が飾られ、
街全体でお誕生日を祝福します。タイの母の日には、白いジャスミンの花を贈る習慣になっており、街中のあちこちで
このジャスミンの花（造花も）と、カードが売られます。

日本では「お母さん、いつもありがとう」とカード等に書かれ、感謝の気持ちのほうが表面に出ますが、タイでは
「ラック・メー（お母さん、愛している・大好き）」と書かれ、愛情が優先されます。これも両国のお国柄が出ています。
タイでは、プミポン国王陛下、シリキット王妃陛下を、大変に敬愛するところから来ているのでしょう。

一般の家庭でも、母親に感謝を込めてプレゼントとジャスミンの花を贈る習慣となっています。また　幼稚園や小学校では子供達が
感謝の言葉を添えた母親への飾り手紙を作って、それを家に持ち帰り感謝を込めて渡すようです。想像するだけで微笑ましい光景です。

これからが日本に無いタイの良い所、素晴らしいことで　是非　見習いたい事の一つです！

“母の日”には、各自治体では優れたお母さんを表彰する式典が行なわれたり、ホテルやレストランなどではお母さんを
対象に特別料金のサービスを実施する所が多く、個人はもちろんのこと、組織で、法人でも“母の日”を敬意を込めて祝うそうです。　
そうですよネ。日本でも国を挙げて、もっとお母さん達に感謝すべきで、特別に何か功労して挙げても良いですよネ。


「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです 　　


　 タイ・ゴルフを何でもランキングで紹介する情報サイト