経験豊富なプロゴルファーでも、いくら前週 調子が良くても翌週には分かりませんネ。
まったく別もので考えなければいけません ・・・ 昨日からの続きです。
先週の「全米女子オープン」のこと。宮里美香プロが前哨戦と言われた「ウォルマート アーカンソー」では
今季最高の2位フィニッシュと良い状態で終え、しかも2011年では5位、翌年2012年には7位に入るなど
「全米女子オープン」とは相性が良いだけに、大きな期待がかかりました。が、予選通過できませんでした。
<調子も良かったんだけど…>
何年も米国で戦っている宮里藍・美香プロでもこうですから、いかに横峯さくらプロが、凄いか
こんな記録があります。今回の「全米女子オープン」では7オーバーの47位でしたが、米国
開催のメジャーに限れば、15試合すべて 決勝ラウンドに進んでいるんです。
10試合以上出場した選手を、米国開催の女子メジャーにおける日本人選手の予選通過率を
見てみると 横峯さくらプロは、断然トップの100%で予選通過しているんですネ。
横峯さくら 100% 15/15試合 樋口久子 92.3% 12/13試合
岡本綾子 90.9% 40/44試合 宮里藍 75.9% 22/29試合
宮里美香 70.0% 14/20試合 (パーゴルフのデータから)
岡本綾子プロの44試合中40試合予選通過も凄いですが、さくらプロの100%は恐れ入ります。
しかし、全英女子オープンでは3試合の予選落ちがあり、トータルのメジャーでは22試合中19試合の
86.3%の確率となり、でも 樋口久子プロ(13試合中12試合)と岡本綾子プロ(52試合中48試合)の
92.3%に次ぐ、日本人選手3番目の数字ですからねぇ~ メジャーでの話ですから大変なことです。
女子プロの場合、ゴルフを始めてから20年で下降線をたどると言われているようですが、さくらプロは
現在29歳。8歳で始めたので、心技体とも衰えていく一方かも知れない中、よくメジャーに挑戦しました。
年齢的なハンディも大きいですネ。宮里美香プロが米女子ツアーに参戦したのが10代後半で、宮里藍プロは
21歳の時です。有村智恵プロでも25歳ですからネ。でも、厳しい言い方ですが宮里藍プロも下降気味です。
昨年、9年目にして初めてシード権を失った宮里藍プロを見ても分かるように、スポーツ年齢というものが
ありそうです。韓国人選手を初め、20代前後が頭角を現しており、30歳目前で挑戦するのは珍しいでしょう。
もともと横峯さくらプロは「30歳でゴルフをやめる」なんて公言していましたよネ。 結婚したことで
心境に変化が表れたのでしょう。激しい時差ボケや移動時間や距離の長さ、食事に関する不安などから、
昨年までは海外大会への出場は極力避けてきましたからネ。それが、メンタルトレーナー森川陽太郎氏と
結婚し、伴侶ができて方針転換したのかな。旦那と二人三脚でトライできるのは大きいですよネ。
予選通過率を見て、横峯さくらプロのメンタル面の強さを感じました。今年を終わって
どうなっているでしょう。 まだやれるという日本女子プロのお手本になりますか?
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