相変わらずタイへ日本企業の進出が続いていますが、二つほど意外なことがありました。
一つは讃岐うどん店の「丸亀製麺」ですネ。「タイでいくらラーメンブームが起きているからと
言って、うどんは どうかなぁ~」と思っていたら、今やタイに24店も運営しているんですってヨ。
同店を開発・運営するのはトリドール(本社・兵庫県神戸市)ですが、タイ進出は2013年ですヨ。
タイの不動産開発大手ブティークグループと合弁契約を結び、第一号店はスクンビット通り47の
ショッピングモール・レインヒルに出したばかりでした(東南アジアでも初出店)。
その後、月に平均1.5店舗のペースで出店を続けており、バンコクのほかチョンブリ・ラヨン県にも
進出しています。と言うことは、うどんは タイ人の口にも合うんでしょうネ。 意外という声も
あるけど、タイにはクイティオという、うどんを太くした きし麺のような麺類も人気があるからネ。
日本旅行ブームで うどんを知って、また讃岐うどん店では、パクチーうどんなどタイ人に合わせた
メニューの開発に余念がありませんからネ。 タイ料理風や風味をタイスタイルにすれば合うかも。
今年はバンコクでの出店にも力を入れるそうですが、来年以降はプーケット・ナコンラチャシマ県などの
主要ショッピングモールにも展開するとしています。このハイペースな出店は「ライバル店舗の進出を
抑えるため、積極的な攻勢をかけている」そうです。なんでも、2018年までに65~70店舗の出店数を
達成する予定だとか ・・・ そんなに出して 大丈夫なんですかねぇ~
タイのうどん市場は5億バーツ(約18億円)で、そのうち丸亀製麺は6割のシェアを獲得している
自信からくるんでしょう。 また 2011年4月にハワイに海外1号店を出店し、その後中国・タイ・
インドネシア・台湾など12カ国・地域で115店舗を展開し、海外事業は赤字から今年は単月ながら
黒字に転じていることが、この強気な攻めになっているんでしょうか ・・・ 大変な勢いです。
<栗田社長とブティークのプラブ社長…>
先月、セントラルワールド6階の新店舗で行なわれた記者会見で、栗田貴也社長は「タイは
当初の想定以上に成功している。海外出店を2018年までに250店舗に加速させるうえで、タイは
最重要拠点に位置付けていく」とコメントしていました。日本では853店舗にもなり、共倒れに
なっている、という声も聞こえて来ていますので、人様のことですが ちょっと心配ですネ。
余計なお節介かな ・・・ そしてもう一つは ・・・ 長くなりますので明日に続きます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます