タイ国において 今年はコロナウイルスが ある意味、若者の命を救った部分がありました。
ソンクラーンの「危険な7日間」の交通事故報告が公表されましたけど、皮肉な結果です。
タイの伝統にもなりましたが、毎年 4月のタイ正月期間と1月の元旦前後の期間を
「危険な7日間」として、交通事故数 及び 死者数と負傷者が報告されます。
周知の通り この二つの正月期間、実家に帰省する為 或いは観光地を訪れる、友人に会うため
バイクを利用するなどの理由で、車での移動が急増し、と同時に 交通事故が多発します。
今年の「危険な7日間」の交通事故総数は2,365件で死者が277名、負傷者は2,357人でした。
昨年はロックダウンが発令され、全土でソンクラーンを行なわず、休みは振り替えとなりました。
政府はその振替を下半期に二回に分けて新たに連休を設けました。 凄いですよネ。
タイ国の「緊急事態宣言」というのは、お正月まで変えてしまう権限があるんです。
そこで、2019年のデータと比較すると、事故数 及び 死亡者と負傷者も、新型コロナ第三波の
影響で帰郷する人が少なかった事もあり、死者数が約30%近くも減少した数字になりました。
一方、タイ国での新型コロナに感染して亡くなった人は、一年ちょっとの累計で97人(日本
9,552人)です。 交通事故死は、減少したとはいえ7日間で死亡者277人ですからねぇ~
このような対比した数値を持っている国はタイだけでしょうネ。 どう受けとめましょう。
死亡事故の原因は、飲酒運転(36.6%)、スピードの出し過ぎ(28.3%)と急な
車線変更(17.8%)となっています。車両タイプ別では、バイクが79.2%を占め、
ピックアップトラック(6.9%)がそれに続きます。死亡者の年齢別で最も高いのは、
15〜19歳(15.3%)で、次に30〜39歳(14.4%)でした。
<毎年 取り締まるんですがねぇ~>
事故の原因は明確です。飲酒運転でスピードを出し過ぎてしまう、十代のヘルメット無着用での
バイク事故が圧倒的です。バイク事故はお正月により一定地域内で飲酒し、その後バイクで
移動した際に起こす事故が多いのでしょうネ。交通事故の原因は明確ですので、減らすことは
出来ると思いますが、毎年繰り返されますねぇ~ 十代の犠牲者が多いのは悲しいことですヨ。
この時期になると毎年、警察も特別チームによる交通安全キャンペーンを実施するんですが、
なかなか結果に繋がりません。コロナウイルス対策のように強権を振るってほしいところです。
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