麻薬薬物に関係する者を逮捕しても、逮捕されても、あとから 後から つくる者、流す者、売る者、
買う者と、枚挙にいとまがありません。 裏には大きな犯罪組織が存在しているんでしょうねぇ~
(昨日からの続き)
タイでも麻薬や覚せい剤の生産は勿論、使用や売買が判明すれば重い刑が処せられます。 外国人も
同様で 死刑、軽くても終身刑に処せらるんですが、相変わらず逮捕されるニュースが後を絶ちません。
これが中進国になっているタイでは、裕福な家庭に育っている未成年者にも 及んでいますから、たちが
悪い… こんなニュースもタビタビ聞かれます。 時には政治家や実業家の子息の名前もチラホラ・・・
<未成年者の手に…>
これは昨年12月の警察による抜き打ち検査で・・・ バンコク都内ラチャダピセーク通りソイ8のパブは
ほとんどが18歳未満の常連客だったとか… 未成年客219人のうちの大半が14歳から16歳で、尿検査の
結果、3人から薬物反応が出る。 パブは30日間の営業停止処分となり、パブのマネージャーは逮捕。
今度は今月、やはりラチャダピセーク通りソイ6の大型パブ 「スキャン」 が、タイ警察麻薬課の
手入れを受け、尿検査で麻薬の陽性反応が出た19人が逮捕される。 店内にいた約800人のうち619人は
20歳未満で、店の床やトイレには捨てられた、と見られる覚せい剤などの麻薬とけん銃1丁が出てくる。
経営者は無許可営業などの罪に問われ、店は営業停止となる。 警察によれば、薬物使用の検挙者が
19人にすぎなかったのは、検査キットが足りなかった為、と云いますから驚きますよねぇ~ (笑)
<ディスコやパブで…>
でも こうして摘発できたり逮捕できるのも、一つの成果なんですヨ・・・
昨年から首都圏警察は、薬物撲滅プロジェクト 「ボランティア諜報員1,000人投入作戦」 を立ち上げ、
コミュニティーレベルでの諜報活動に取り組んでいました。 これは、繁華街の自治体140カ所から計
1,000人の市民ボランティアを募り、違法薬物についての諜報活動をさせる、というチームなんです。
実際に地域の住民が関わることで、情報収集能力が高まることが期待されていましたが、予想通りに
成果をあげています。 成果を挙げた諜報員には、警察から報酬が与えられるとの事ですヨ。
処で、中国では26日の 「国際麻薬乱用撲滅デー」 に、麻薬密売組織の首謀者はじめ8名の
死刑が執行されましたが、被告らは中国からミャンマー、ラオス、タイにかけてアヘンが生産される
「ゴールデントライアングル (黄金の三角地帯)」 で活動するグループでした・・・
<手前がタイ、左奥がミャンマー、右奥がラオス…>
アヘンは、過去10年でタイが年間数トン、ラオスが8トン前後と 減っているようですが、ミャンマーの
生産量が500トン近くにもなり、アフガニスタンに次ぐ世界二位の麻薬生産地なんですネ。 この陸続きの
ミャンマーからのルートを絶ち切らないと、タイはいつまで経っても薬物問題が解決しません。
アピシット首相もいろいろと 「麻薬撲滅」 に注力しているようですが、タクシン元首相のように
大胆な施策が必要のようです!
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