タイでの米国LPGAが終了した！

　　
　米国女子ゴルフ 「ホンダLPGA タイランド」 、結局　最後は、現在 世界ランキングNo.1の
ヤニ・ツェン選手 (台湾) が、この日66のビックスコアを 叩き出し、実力者らしい優勝となりました。　
優勝賞金21万7,500ドル （約1,740万円） を 獲得しましたが、彼女　今季４戦４勝なんですって、ネ。

今季初戦は１月に台湾で行なわれたアジアン女子ツアー第２戦の 「日立クラシック」 で、２位に３打差を
つけて優勝を 飾ると、今大会の２週間前 欧州女子ツアーの 「ISPS HANDAオーストラリア女子オープン」

　
　＜あどけない顔をして世界ランキング一位です…＞

「ANZ RACV レディースマスターズ」 に連勝して、今大会を 含めて３週連続優勝の上に、今季４戦４勝
という離れ業を やっているんです、って！　今年の勢いと強さは止まるところを知りません。

いや、いや、初めて知りました。　今年　アジアと欧米を制しているなんて、ねぇ～　こういう数字が
重なって、先週　世界ランキング一位に踊り出たわけですね。　昨年はメジャー大会に２勝している事や
ここ数年 上位の常連である事は知られていましたが、また　また　大変な選手が出てきたもんです！

　
　＜ミシェル・ウィー選手、心なしか歩く姿にも元気がない？＞　

最終的に15アンダーで 米ツアー通算６勝目を挙げました。　同組のミシェル・ウィー選手と 前半戦まで
競っていましたが、後半に入るとウィー選手が息切れし失速、優勝争いはヤニ選手とキム インキョン選手の
二人に絞られて　デッドヒートを 展開・・・　ところがゴルフは何が起こるか分かりません！　

キム選手、終盤まで優勝争いに食らい付いていましたが、17番でアプローチを まさかの三度 ミスして９の
大叩き…　これで　万事休す　でしたネ。　最後の最後で…　観ていて　とても可哀そうでした。

　
　＜17番さえ…　でも難しい18番ではバーディを取りました…＞

ミシェル・ウィー選手は通算ー10で２位、キム選手 （韓国） とカリー・ウェブ （オーストラリア） の二人が
通算ー９で３位タイとなりました。　キム選手、あの17番をパーで終えていれば、らたれば　を 痛感します。

　日本勢は？　健闘むなしく良いスコアアップにはなりませんでした。　７位タイからスタートした美香選手は
２ストローク落とし、通算２アンダーの13位タイに後退して終了。　上田選手は通算１オーバーの18位タイ。
大会連覇がかかっていた藍ちゃんは、通算４オーバーの29位タイで終えています。

　
　＜藍ちゃんも厳しい表情でプレー、来週があるさ…＞

海風とピンポジションの難かしさ、暑さで芝が硬くなった高速グリーンに苦戦したようです。　パーパットで
微妙な距離が残ってしまい、あと 上田選手が言っていましたが、30度の暑さに対して体力不足でしたネ。

さて、タイ人はどうなったでしょう？　

実は　アリヤ ジュタヌガーン選手 （15歳） は妹で、姉のモリヤ ジュタヌガーン選手 （16歳） と一緒に
参戦していました。　昨日のブログでの写真は、姉のモリヤ選手で、アリア選手はこの写真です。

　
　＜お姉さんよりも背が高く、成績も上だったアリヤ選手でした…＞　

間違えてしまいました。　そのアリヤ選手、通算３アンダーで８位タイで頑張り、姉のモリヤ選手は
６オーバーの38位タイで終了。　そして　昨日 タイ人でトップだったパトラム選手は、美香選手と同じ
通算２アンダーの13位タイと、なんとかアンダーで踏ん張りました。　二人とも、ホント　大健闘でした…　

　
　＜来週 日本でプレー？　寒さは大丈夫かなパトラム選手…＞

　長いようで短い、４日間にわたる “女の戦い” も、世界一位のヤニ・ツェン選手の力強さと
　タイ人の大健闘が目立った大会で終了しました。　ご苦労様でした。　　

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