タイでゴルフ友達になりましょ。

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再度プーケットの復興を願いましょう!

2008年12月28日 | タイの出来ごと、あれこれ
スマトラ沖大地震・インド洋津波の発生から4年となった26日、日本人もプーケット島のカマラビーチ
にプーケット島日本人会が建立した「慰霊之碑」の前で犠牲者を悼む五回忌の法要が営まれました。

タイ政府観光局によりますと、プーケットの観光客は津波のあった04年は480万人でしたが、05年には
250万人に激減し06年に450万人、07年に漸く500万人に回復して、今年は520万人を見込んでいた
そうです。回復の流れを振り返ると日本人観光客の再訪が一番遅く、最近になって漸く元通りになって
きたようです。

ワタクシ思いますに、これは日本も世界で有数の地震の被災国であることが影響していると思われます。
日本人は地震の被災に遭った国から「観光に来てくれるのが一番の助けになる」と言われても被災国人の
気持ちを思い鑑みて、訪問する気になりませんモノね。どうしても再訪するには時間がかかります。

それが・・・ 完全に回復した08年は520万人を見込んでいましたが、例の空港閉鎖問題で480万人に
留まりそうです。年度末の出来事でしたので、何とか480万人はキープされそうですが、来年は更なる
減少が予想されます。本当にバカなことをやってくれました。外国人に迷惑を掛けてはいけません!

この再びの大打撃を受けて、更に長引くであろう政争のあおりで、津波博物館の建設やら防災関連の事業
も軒並みストップになり、世界同時不況も追い討ちをかけています。12月の乗降客が昨年の30%減となり、
「津波は自然災害だから同情と支援を貰った。空港占拠は外国人に悪いイメージと治安への不安だけを
残し大きな打撃が続いてしまう」と、プーケットの空港関係者は嘆きますが、まったくその通りですネ。

04年の津波から05年の津波一周年にかけては、当時タクシン元首相でしたが、南部はもともと民主党の
基盤でしたので、被災後に矢継ぎ早の対策をいろいろ施し、大きな評価を得て05年の総選挙ではタクシン
率いる愛国党が大きな勝利を得ています。が、06年9月の軍事クーデターでタクシン政権が崩壊すると
現在のアピシット首相まで、被災から5人目の首相となり、この一年間で3人の首相が代わっています。

それだけに、プーケット島はじめタイ南部の人々は、民主党であるアピシット首相に大きな期待を寄せて
いるようです。29日には新首相の所信表明演説があるようですが、ここはアピシット新首相に頑張って
欲しいところです。

(NHKで昨日の16時からプーケット島の津波被害に遭った英国人からの立場で見た映画が放映されて
いました。昨日は前編で今日の16時から後編が放映されます。非常に興味深く、当時の被災者の苦悩やら
現地タイ人の様子もよく想像できる映画になっています。)



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