17日にバンコクで発生した爆破テロ事件で、タイ警察と軍は昨日、事件に関わった疑いで、
爆弾の材料を隠し持っていた男を逮捕したようですネ。 良かった ヤレヤレです。
「ラチャプラソン交差点で起きた爆破事件の容疑者の似顔絵に似た男がいる」という
通報があり、警官約100人が現場に急行、周辺を封鎖し、アパートに踏み込みました。
<日本でも犯人逮捕のテレビ放映が・・・>
男が潜伏していたバンコク市内・北のミンブリ県ノンジョークの4階建てアパートを捜索。
パイプや金属の球、発火装置など同事件で使われた同じ爆弾の材料を押収しています。
その部屋にいた男を爆発物の不法所持容疑で逮捕もしました。 アパートのオーナーによれば、
男は7月27日に入居し、4階の5部屋をレンタルしたといいます。
事件に関わったと思われるその男は、トルコやシンガポールの偽パスポートを複数
持っており、タイ警察は 国籍について「外国人」とだけ説明するにとどめています。
<男が潜伏していたアパートと警察官・・・>
アパートの部屋を詳しく調べてみると、爆弾に使用された鉄球に類似した直径5ミリ程度の
鉄球のほか、コード、電池、ペンチ、はさみなどが見つかっています。爆弾テロに関わった
仲間が他にもいるとの見方を示し、どうやらトルコ人の可能性を示唆しているようです。
犯人の目的は、軍事政権に反対する勢力の関与説、ウイグル族の中国強制送還の報復、イスラム過激派の
犯行説など、いろいろと多くの臆測が飛びかっていましたが、タイ国家警察のソムヨット長官は「犯行は
トルコ系ウイグル族の親族や兄弟が捕まったことへの、激しい怒りによるものだ」と述べています。
<こんな中国の強制送還みたことない・・・>
7月かな? タイ政府は、中国新疆ウイグル自治区からタイに密入国したトルコ系ウイグル族100人以上を、
中国に送り返しています。国際人権団体など各方面から「迫害の恐れがある」と、タイ政府が難民として
受け入れず強制送還したことを強く非難していました。同時にウイグル族の反感も持たれていました。
ソムヨット長官は明言を避けつつも、軍政が7月に拘束したトルコ系ウイグル族を、中国に
強制送還したことへの報復の可能性も高いと語っています。 現在、通訳を入れサートン橋での
爆破事件も含めてバンコク爆弾事件への関与を取り調べ中です。
<懸賞金は街にも広告されました・・・>
有力な情報に対して、懸賞金を100万バーツから300万バーツに引き上げられていましたが、
日本円に換算すると1,000万円を超える額です。これは通報した者に出すのでしょうか?
タクシン派の仕業と噂されていたタクシン氏の息子も、犯人特定に結びつく情報提供者に、
懸賞金200万バーツを申し出て、さらには その情報提供者が治安維持関係者であれば、
500万バーツを上乗せすると言っていました。が、これで潔白が晴れるでしょうか ・・・
まだ仲間を逮捕し切れていませんので、完全な解決ではありませんが ちょっとホッとしますネ。
言 霊 百 神
kototama 100 deites