先月の6月26日は「国際麻薬乱用撲滅デー」だったんですってね・・・ 知りませんでした。
このようなニュースや情報は、タイに居なければ聞けないニュース・情報です。タイでも麻薬とエイズは、一般市民の
大きな社会問題の一つです。現在 タイには、受刑者数が5,000人に及ぶ大型刑務所が国内に5か所あるそうですが、
受刑者は約17万人おり、その5割以上に当る約9万人が薬物関連の罪で服役していると言われています。
この現状を見ても、いかにタイでは麻薬・薬物が大きな社会問題になっているか窺えます。これでもピーク時の13万人
(薬物関連)からすると随分と減少しているようです。それは1996年頃から麻薬・薬物の覚醒剤犯罪で最高で死刑を
適用するなど刑罰を重刑化し、また2003年からタクシン元首相の政策の一つとなった「薬物撲滅キャンペーン」が
功を奏して、一時期には薬物関連の受刑者が約8万に減少したと、当時報道されていました。
しかし このキャンペーンは、逮捕時に多くの容疑者が死亡したことで、国内からも海外からも「人権軽視」との
批判も出て賛否両論だったようです。
さて、先日の国際薬物撲滅デーの日には、末端価格で105億バーツを超える薬物15トンが中部アユタヤ県バンパイン
工業団地内の施設で焼却処分されたそうです。処分されたのは、過去一年間に裁判で有罪が確定した薬物事件2,915件で
押収された覚醒剤3,200万錠などで、未結審の事件で押収された薬物がまだ18トンも倉庫に保管されていると事です。
タイに来ていると驚くことが結構ありますが、この薬物の実態と量はワタクシの“驚きベスト5”に入ります。(笑)
しかし深刻な問題はどこの国でも一緒ですが、未成年者や若者の使用・乱用です。先の「国際麻薬乱用撲滅デー」を
受けて、“都内の職業高校で覚せい剤の売買が行なわれている”との情報を掴んだ警察は、その高校で尿検査を行なった所、
生徒14人の内15歳から18歳までの女子生徒11人、男子生徒3人が陽性反応を示し補導されています。由々しき問題です。
更に、薬物中毒の受刑者に密売する薬物を、刑務所内に持ち込むケースが後を絶たない、と言いますから驚きです。
その為に全国の刑務所で郵送を含め受刑者への差し入れを全面的に禁止することになったそうです。ただ、面会者が
刑務所内の売店で購入したものを受刑者に差し入れすることはOKだそうですが・・・
でも どうやって持ち込むのでしょうネ・・・ どうやら差し入れのハミガキ粉や食べ物などに混ぜ込ませるようです。
薬物密売で服役している受刑者だけで、全国で2万人居るそうですから、あの手この手と秘策を考えてくるのでしょう。
処で、現在 日本人もタイの刑務所で服役している人が居るんですよ。
判決が確定しタイの刑務所で服役している日本人受刑者は、女性一人を含み30名近くおり、罪状の約8割が
覚醒剤や麻薬などの薬物犯罪だそうです。現在 中央女性刑務所で服役している日本人女性は2000年1月、下着に
覚醒剤約1,300錠を隠し持って、機内持ち込み荷物の検査時にボディーチェックで発覚したそうです。
25年や30年は服役するのでしょう。刑期を終了すると60歳近くになってしまいます。なんとバカなことをしたもんです!
米国、欧州諸国の受刑者は、タイと“受刑者移送条約”が結ばれている為、その大半が刑期半ばで自国へ移送されますが、
日本とタイは、その条約が結ばれていない為、日本人の平均服役年数は他国と比較して長期になるそうです。
現時点では、両国間の条約締結の話は無いようですので日本人受刑者にとり、刑期短縮は〃恩赦〃に頼るしかないのです。
タイの由々しき社会問題に、我々日本人が拘ってはいけません!
「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです
タイ・ゴルフを何でもランキングで紹介する情報サイト
このようなニュースや情報は、タイに居なければ聞けないニュース・情報です。タイでも麻薬とエイズは、一般市民の
大きな社会問題の一つです。現在 タイには、受刑者数が5,000人に及ぶ大型刑務所が国内に5か所あるそうですが、
受刑者は約17万人おり、その5割以上に当る約9万人が薬物関連の罪で服役していると言われています。
この現状を見ても、いかにタイでは麻薬・薬物が大きな社会問題になっているか窺えます。これでもピーク時の13万人
(薬物関連)からすると随分と減少しているようです。それは1996年頃から麻薬・薬物の覚醒剤犯罪で最高で死刑を
適用するなど刑罰を重刑化し、また2003年からタクシン元首相の政策の一つとなった「薬物撲滅キャンペーン」が
功を奏して、一時期には薬物関連の受刑者が約8万に減少したと、当時報道されていました。
しかし このキャンペーンは、逮捕時に多くの容疑者が死亡したことで、国内からも海外からも「人権軽視」との
批判も出て賛否両論だったようです。
さて、先日の国際薬物撲滅デーの日には、末端価格で105億バーツを超える薬物15トンが中部アユタヤ県バンパイン
工業団地内の施設で焼却処分されたそうです。処分されたのは、過去一年間に裁判で有罪が確定した薬物事件2,915件で
押収された覚醒剤3,200万錠などで、未結審の事件で押収された薬物がまだ18トンも倉庫に保管されていると事です。
タイに来ていると驚くことが結構ありますが、この薬物の実態と量はワタクシの“驚きベスト5”に入ります。(笑)
しかし深刻な問題はどこの国でも一緒ですが、未成年者や若者の使用・乱用です。先の「国際麻薬乱用撲滅デー」を
受けて、“都内の職業高校で覚せい剤の売買が行なわれている”との情報を掴んだ警察は、その高校で尿検査を行なった所、
生徒14人の内15歳から18歳までの女子生徒11人、男子生徒3人が陽性反応を示し補導されています。由々しき問題です。
更に、薬物中毒の受刑者に密売する薬物を、刑務所内に持ち込むケースが後を絶たない、と言いますから驚きです。
その為に全国の刑務所で郵送を含め受刑者への差し入れを全面的に禁止することになったそうです。ただ、面会者が
刑務所内の売店で購入したものを受刑者に差し入れすることはOKだそうですが・・・
でも どうやって持ち込むのでしょうネ・・・ どうやら差し入れのハミガキ粉や食べ物などに混ぜ込ませるようです。
薬物密売で服役している受刑者だけで、全国で2万人居るそうですから、あの手この手と秘策を考えてくるのでしょう。
処で、現在 日本人もタイの刑務所で服役している人が居るんですよ。
判決が確定しタイの刑務所で服役している日本人受刑者は、女性一人を含み30名近くおり、罪状の約8割が
覚醒剤や麻薬などの薬物犯罪だそうです。現在 中央女性刑務所で服役している日本人女性は2000年1月、下着に
覚醒剤約1,300錠を隠し持って、機内持ち込み荷物の検査時にボディーチェックで発覚したそうです。
25年や30年は服役するのでしょう。刑期を終了すると60歳近くになってしまいます。なんとバカなことをしたもんです!
米国、欧州諸国の受刑者は、タイと“受刑者移送条約”が結ばれている為、その大半が刑期半ばで自国へ移送されますが、
日本とタイは、その条約が結ばれていない為、日本人の平均服役年数は他国と比較して長期になるそうです。
現時点では、両国間の条約締結の話は無いようですので日本人受刑者にとり、刑期短縮は〃恩赦〃に頼るしかないのです。
タイの由々しき社会問題に、我々日本人が拘ってはいけません!
「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです
タイ・ゴルフを何でもランキングで紹介する情報サイト
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます