自殺者、タイも これから増えるのかな？

　　
　先週かな、2000年まで旭硝子のタイ側株主だったシーフアンフン家のチャイキリさん （69） が拳銃で
頭を 撃ち自殺しているのが見つかりました。　タイでは こうした資産家が自殺するのは珍しいですネ。

チャイキリさんは 実業家でもあり、タイ東部の乗馬クラブ、リゾートホテル、ゴルフ場などを 所有し、
馬術の名手として知られ、欧州産の馬多数を 所有していた人です。　チャイキリさんと面識があった
日本人男性は　「気さくで明るい人で、自殺するようには見えなかった」 とコメントしています。

　

自殺者や大きな事件を 起こした人に対して、「そんなことする人には見えなかった」 というコメントが
多いですが、そりぁ～　そうですよネ。　最初から　そんな兆候があれば止めていますよねぇ～

　タイ保健省によると、12年のタイの自殺者数は3,985人 （11年3,873人） で、微増しています。
自殺死亡率 （人口10万人当たりの自殺者数） は、約６人。　チェンマイ県で14と北部で高いようです。

　

タイ人が自殺する要因は、貧困や失業による自殺と考えられがちですが、実は家族間のトラブルや男女間の
もつれによる心中も多く、後先を考えない発作的要素が強い自殺も多いようです。　ましてや、タイでは
銃を 簡単に入手できますから、衝動的な自殺も多いのでしょうネ。　よく三面記事を 賑わしていますもの。

　日本では、2012年の自殺者数が２万7,766人で、1997年以来15年ぶりに３万人を 下回ったそうですネ。　
前年より2,885人 （9・4％） の減で、減少は３年連続だそうですヨ。　なんでも、東京都など都市部が
減少に転じたため、全体の減少につながったと見られているようです。

　

　世界保健機関 （WHO） の統計によりますと、世界全体の10万人当たり自殺者数は、年平均で14.5人。
毎年約100万人が自殺で亡くなっているようです。　アジアでも先進国になればなるほど自殺死亡率が
高くなっていますネ。　 韓国 33人、日本24人、シンガポール10人、中国 ７人、タイが６人でした。
　経済が発展するに従って、タイも これから 自殺者が増えていくかも知れません。　　



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