さすがタイ人、日本旅行でも信仰心を忘れない！

　
　いやぁ～　驚きますねぇ～　まだまだ タイ人の日本旅行ブームは続いています！

日本政府観光局によると、１月～３月に日本へ訪れたタイ人の旅行者数は、国別で６位ですが、34万
7,800人で、昨年同期比で約24％増と、一番 伸びています。全体では前年同月比 5.8％増ですからネ。

　

こうして毎年 伸びているタイ人旅行者ですから、色々な事件事故も起きますよネ。15日から銀座で
14歳のタイ人少年が、行方不明になったと報道され、タイにもそのニュースが流れてきました。

心配していましたが、少年はホテルの屋上で夜景を見ようと、通常立ち入り禁止のドアから外に出て、
部屋に帰る途中に誤って転落してしまったようです。少年がいないことに気付いた母親が、警察や
大使館に連絡。捜索を始めた時には、すでに病院に搬送されていたとのこと。可哀想な事故でした。

　

ところで昨年、東南アジアで初めて100万人を超え113万人となったタイ人訪日者数ですが、
約70％が訪日経験があるリピーターですってネ。タイ人が大好きなSNSで拡散させますから、

毎年 我々が知らない観光スポットが増えているようです。また、タイ人向けの訪日旅行情報
サイトの閲覧数や日本を紹介するテレビ番組の視聴率も高く、人気番組になっているようです。

訪日タイ人の人気観光スポットはおいて、実際の都道府県別宿泊状況をみると、千葉県は東京都、
北海道、大阪府に次ぐ４位です。“あれっ” と思いましたが、千葉県を訪れるタイ人が急増して

　

いる背景には、2014年以降、タイ・エアアジアＸ、ノックスクートのタイＬＣＣ２社が参入し、
大手キャリアを含めた成田－バンコク直行便数が、日本の空港の中で最多となっていたんですネ。

さらにタイ人の深い信仰心も影響しているんです。同県への訪問目的は「自然・景勝地
観光」が約４割で最も多く、３人のうち１人が「成田山新勝寺」を訪れているそうです。

　
　＜ワット（寺）パクナム＞

そう、成田市郊外にはタイ仏教のお寺であるワットパクナム日本別院もあります。同寺院は
1998年11月30日に開設され、2005年４月10日に本堂が完成しています。タイと同じ227の

戒律を堅持した僧侶５名が派遣されており 在日タイ人の拠り所になっているとも聞いています。
また日本一の大仏がある鋸山（千葉県安房郡）周辺でも、タイ人観光客が目立つといいます。

　
　＜映画 ファットチャント＞

あと、タイの人気俳優・ボーイ・パコーンさんとイプソー・ラミターさんの二人によるコメディ
映画「ファットチャント」が、13年12月にタイ国内で公開され大人気に。ロケ先が千葉県香取市の
水郷の町・佐原市で、それ以来ここに、タイ人観光客が殺到するようになったんだそうですヨ。

　
　＜シリントン王女は大の森田健作ファンで有名＞

そして、千葉市にある観光農園「ドラゴンファーム」はタイの王族が来園したことで同国内での知名度が
上がり、来園者の４分の１はタイ人と聞きます。まぁ～　こうした千葉県の魅力を、タイ国内でも有名な
森田健作知事自らが、タイを訪れてＰＲしていることも タイ人の来県を後押ししているんでしょう。
　タイ人の訪日が多くなって、私らも知らないことを大いに学んでおります（苦笑）。　　



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