松山英樹プロの神経は ここが違う ・・・

　　
　米男子ゴルフ 「ブリヂストン招待」 に参戦している松山英樹プロ、４日目を 終わって１オーバーの
21位で 終了しています。　しかし 今年の海外遠征は、先輩を 差し置いて松山だけが上位常連です。

メジャー優勝を 目標に掲げ 常に向上心を 忘れないようですが、他の選手と何がどう違うんでしょうねぇ～　
色々なゴルフ情報を 見ていても、やはり メンタル面が普通のプロとは、随分と 違うような気がしますネ。

　

　あのタイガー ウッズとフィル ミケルソンとラウンドできる、という幸運に恵まれても 動じない神経の
太さ、いくらアマチュア時代に数多くの修羅場を 経験したと言っても、まだ弱冠21歳の若者ですヨ。

これまで多くのトッププレーヤーが、ゾーンに入ったタイガー ウッズと一緒にラウンドすると、必ずと
言っていいほど崩れたそうです。　勢いに圧倒され 動き回る観客やカメラマンに集中力を 乱され、自分の
ゴルフができなくなり、大変な目に遭います。　同大会の初日・二日目のウッズと松山もそうでしたネ。

特に二日目は、序盤から勢いづく王者タイガーを 追う大ギャラリーの一部が、ショットを 終えると、松山の
プレーを 待たずに歩き出してしまいます。　ところが、松山は 「仕方がないな。　ナンバーワンの人と
回っているんだから、それを いちいち気にしていられない」　とまったく動揺もしませんでした。

　

初日のコメントがふるっていました。　自分も悪いプレーではなかったのに、目の前でプレーした
ウッズが自身の持つ大会レコードに並ぶ “61” を マークしたウッズを、「あの圧倒的なプレーを

見せられたら、自分のプレーが不甲斐なく見えちゃいますね。 途中までは “凄いなあ”と思っていたけど、
もうその後は、“この人どうしようもないなあ” と思ってましたね (笑)。　もうただ笑うしかないです」

　このコメントを 聞いてワタシが笑っちゃいました ・・・　この図太い神経が松山英樹の強さでしょうネ。

　

タイガー ウッズのこんな強いゴルフを 見せたのは久しぶりです。　また 全英オープンではフィル・
ミケルソンと回り、そのミケルソンが優勝しています。　そうしたプレーの時に 一緒に回れたという
運の強さもあります。　王者のプレーを 頭に焼き付けて、相当 プラスになったことでしょう。　

来週の全米プロでは 「タイガーが宇宙一上手い」 と言ったパットの名手、スティーブ・ストリッカーと
同組になる予定です。　ゴルフの神様がメジャーで勝たせるように仕込んでいるのかも知れません。

　

USPGAツアーには、多くの日本人選手が挑戦してきましたが、長く一線で活躍した選手は、丸山茂樹 /
尾崎直道プロの８年間のシート権を 持った二人だけでした。　丸山プロと同世代で、ＱＴを 突破して
挑戦した田中秀道プロは５年間、横尾要 / 宮本勝昌プロは２年間で、殆どの選手が単年で撤退しています。

石川遼プロも危なくなってきました。　松山英樹プロはやってくれそうな図太い神経を 持っているようです。
　わたしたちの夢も膨らみますネ ・・・　　


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