日本では 8月1日は、「水の日」 だそうですネ。 ご存知でした?
なんでも 一年を 通して8月が一番水を 使う量が多い月であることから、その月の最初の1日に節水を
呼びかける為に この日を 記念日と、旧 国土交通省が1977 (昭和52) 年に制定したそうですヨ ・・・
タイでしたら、一番 水を 使う日は、そう、タイのお正月 ソンクラーンの初日 4月13日でしょうねぇ~
タイも 日本のような趣旨で、4月13日を 「水の日」 にしちゃったら お正月も 白けるでしょうネ (笑)。
<ソンクラーンの水かけ祭りでは、どのくらいの水が…>
そう言えば、プラユット首相が節水を奨励するため 「タイの水道水は飲んでも安全。 国際機関からも
認定されている」 と、首相 自ら コップの水を飲むパフォーマンスを行なっていました。 その真意は・・・
水と言えば、先の東日本大地震でも 痛感したように、どこでも水は 貴重なライフラインの一つです。
タイも然りですが、以前から直接 蛇口から出る水道水は飲まない方がいいと、教えられてきました。
タイの水道水は塩素殺菌がされておらず、塩素除去の必要が無い分 大腸菌やその他のウィルスが
残ってしまうので、蛇口から出る水を 直接飲んではいけないと、謳われていました。
しかし近年、タイの水道事情も かなり改善され、水道水や飲食店の氷などで体調を 壊す人は少なくなり
昔に較べると、タイの水道水も 随分ときれいになっています。 特にバンコク市内の水道水は、WHO
(世界保健機構) が、水質100ppm 以下のものを、飲料水と定めている基準に 浄水場の段階では
しっかりクリアしており、(ppm値が平均90) 実は タイの水道水って、飲めんるんですよネ!
プラユット首相の言っていることは正しいことになります。
ただ タイは今だ 停電が多く、起こると 送水管や配水管のポンプが止まり、地中の汚水が浸入したり
水道管の破損や雑菌の繁殖などで、蛇口に届く頃には 安全な水では無くなっていると 言われます。
まぁ~ 東京や大都市の古いマンションの貯水タンク等でも 同じことが言えるんでしょうがネ・・・
でも バンコクの浄水場は、日本の技術提携で成り立っているんですヨ ・・・
バンコクの水道事業は、1967年 (49年前) に首都圏水道公社 (MWA) の創業で始まりましたが、日本
政府によるバンコクの上水道整備事業協力は、1979年以降 37年に及んでいます。 技術協力による水道
技術移転や人材の育成、円借款による浄水場施設の整備など、多岐にわたる支援を 国際協力機構
(JICA)を 通じて行なってきたそうです・・・ こんな情報を 聞くとタイの水道水って、思った以上に
安全なんだと、より 安心してしまいます。 そんなもんですよねぇ~ (笑)。
現在 バンコクの MWA では、老朽化した配管などの更新を 進めているようですが、配水管は 道路に
沿って 地中に配置されている為、交通渋滞が交換工事の妨げになり、タイムリーに交換することに
随分と 苦労しているようですヨ。 バンコク都との調整が難しいと、言われています・・・
プラユット首相のタイの水道水は問題ないというパフォーマンス、「飲んだ水は瓶に注がれていて、
実際の水道の蛇口から出てきたものかは不明だ」 と言われちゃっていましたが、やはり飲み水は
購入すべきでしょう。 ですが、タイの水道水って、皆さんが思っている以上に 綺麗だ
ということは知っておいて下さいナ。 歯を 磨くことぐらい、全然 問題ありませんからネ。
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