賞金王といえば、一年間コンスタントに好成績を 残し、最も力のある者に与えられる栄誉ある賞という
イメージが強くあります。 それが 韓国やアジアでは、「一発のビックタイトルを ゲット しただけで
その年の賞金王になってしまう」 という、現象が よく 起きてしまいます。 昨日からの続きです … …
韓国ツアーの場合は キョンテ選手が、少ない試合数で圧倒的な力を 発揮したこと、アジアンツアーの
場合は 「バークレイズ シンガポール オープン」 に 代表されるように、いくつかの欧州ツアーでは
賞金金額が非常に高い共催試合があり、こんな事情から 韓国・アジアで上述なことが生じているよう ・・・

<アジアンツアーの賞金王になったバグンサン選手33歳…>
でも これって、海外だけでなく 日本ツアーでも起こり得るんですネ。 マスターズなどの優勝賞金は、
円高の時代とはいえ 一億円を ゆうに超えますが、日本ツアーの賞金ランキングには 海外4大メジャーの
獲得賞金額が加算されます。 今年のベ・サンムン選手の獲得賞金額は1億5千万円強でした。 つまり
日本人史上初のメジャー優勝者が誕生した場合、いきなりその年の賞金王になる可能性が高いんです。
因みに、日本も今年の韓国におけるキョンテ選手のように、試合数が少ない賞金王が誕生した場合、
翌年のシード権は与えられないなど、同様な扱いになると … こんな心配してみたいですけどネ (笑)
さて アジアンツアーと云えば、昨日 アマタ スプリング CC で行なわれていた 「タイ ゴルフ選手権」 が
終了しましたが、平塚哲二プロが通算7アンダーの9位タイに追い上げ、このアジア最終戦の賞金金額

<相変わらずアジアで強い平塚哲二プロ…>
2万ドル強が 加算されることになり、日本人として史上最高位となる 賞金ランキング2位で
シーズンを 終えています。 上述の 「バークレイズ シンガポール オープン」 で、フィリピンの
バグンサン選手が優勝しなければ、平塚プロが、日本人初のアジアンツアーの賞金王になっていました!
ゴルフに 「たら れば」 は 禁句ですが、それにしても ホント 平塚プロは アジアで強いですよねぇ~
5アンダーの13位タイからスタートした平塚プロ、最終ラウンドは 70を マークし、二日目のイーブン
パー以外、3日間を アンダーパーでまとめる安定感でした。 ショットの不調に悩む中で、アプローチと
パットでバランスを 取り、きちんと結果を 出し 「一年の終わりとしては まずまず」 と語っていました。

<世界を 股に掛けるって、何試合になるの?>
来季も世界を飛び廻り、日本とアジアの両ツアー そして 米ツアーや欧州ツアーにも、スポット参戦する
意向のようで いやはや 大変なタフガイです。 この最終戦の前夜も深夜まで晩酌を 楽しんとか … …
試合数を減らそうとは思わないそうですからねぇ~ ゴルフ界の 「鉄人・衣笠祥雄」 と言われる所以も
よ~く 理解できます。 来年は 益々 円熟度が増しそうですヨ。 明日へ ・・・

「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです



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