コロナ禍の中、163カ国の国と地域の選手4,403人にて、22競技 540種目の競技で
メダル獲得を競った東京パラリンピックが5日に終了し、閉会式が行なわれました。
タイ国からは14競技の77選手が出場。1984年の大会に初めて参加して以来、最も多くの
選手が出場しました。その上、メダルラッシュで東南アジア 屈指のメダル獲得国に ・・・
出場選手たちの一生懸命にプレーする姿には、タイの国民に大きな感動を与えました。
<パラリンピック選手団>
その上に、金メダル5個、銀メダル5個、銅メダル8個、メダル合計18個を獲得し、163カ国の
中で 25位という戦績結果でした。 <ちなみに日本は、金27、銀14、銅17の合計58個の3位>
在東京タイ国大使館のシントン・ラーピセートパン大使も、“東京パラリンピック大会が
厳かに閉幕しました。日本政府、日本人、国際パラリンピック委員会、運営に関わった
<銅メダルのジャナ選手を祝福するシントン大使>
全ての関係者の皆様に感謝いたします。今大会は、私たちに『不可能なことはない』と
信じさせてくれました。” とメッセージを贈っています。
<ポンサコン・ペーヨー選手>
中でも 圧巻だったのは、車いすレースで三つの金メダルを獲得したポンサコン・ペーヨー選手です。
陸上男子800m、400m、100m(車いすT53のクラス)で金メダルを獲得したうえ、400m決勝では、
世界記録も更新しました。 一度のパラリンピック大会で三つの金メダルを獲得した選手は、
タイで初めての快挙です。元々 有名だったそうですが、これで誰もが認める英雄になりました。
<ポンサコン選手世界記録を更新>
パラリンピックにおいて、タイ技術開発基金からメダリストに支払われるボーナス制度は、
金メダルは720万バーツ(約2,430万円)、銀メダルは480万バーツ(約1,620万円)、
銅メダルは300万バーツ(約1,010万円)です。 メダル獲得には大きなご褒美があります。
ポンサコン選手は、三つの金メダルを獲得したことで、2,160万バーツ(約7,300万円)の
ご褒美を受け取りことになります。また メダリストとなれば、CMや企業アンバサダー、
そして 指導員などの道も開け、明るい将来も期待されますネ。素晴らしいことです。
<スジラット・プックカム選手>
バドミントンでは、タイは7人の選手を送りましたが、スジラット・プックカム選手は
女子シングルス (車いすのWH1クラス)で銀メダルを獲得しました。金メダルを争った選手は
日本の世界ランキング1位の里見紗李奈選手でしたからネ。 よく頑張りましたよねぇ~
タイ国が18個のメダル獲得したことに、タイ国民も感動 感激しながらも驚いています。
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