今季 第二戦となった欧州男子ツアー「オメガ ドバイ デザートクラシック(アラブ首長
国連邦)」が、31日 最終日を終えました。 日タイからは二人ずつ出場する予定でした。
川村昌弘プロ(27)は予選落ちしてしまいましたが、金谷拓実プロ(22)は流石です、9位タイでした。
彼は石川遼プロ(175㎝ 29歳)より小柄(172㎝)ですが、しっかり欧米ツアーでやっていけそうです。
<欧州ツアー初参戦の金谷プロとキャディ、川村プロ>
最終日、トータル5アンダーの22位タイからスタートしましたが、5バーディ・2ボギーの
「69」(70・69・72・69・280)で回り、通算8アンダーと追い上げ、ベストテンに入りました。
昨年、せっかく華々しくプロデビューしましたのに、彼は新型コロナウイルスと同期になって
しまったことは不運だったかも知れません。が、今回のベストテン入りは、欧州ツアーでも
必ずや乗り切って行ける証です。今後の日本のゴルフ界を引っ張って行ってほしいものです。
<右がキラデク選手>
タイからはキラデク・アフィバーンラト選手(31)が三日目まで、久しぶりに上位に食い込んで
いましたが、最終日に「78」(68・71・74・78=291)と落とし、結果は60位タイで終わりました。
近年は大きな活躍ができておらず、世界ランキングでもタイ人勢の中で4番目になって、
首位をジャズ・ジェーンワタナノンド選手(25)に譲ってから 随分と久しくなりました。
<タイ人のシリキハン氏のFBから 先月末の順位>
そのジャズ・ジェーンワタナノンド選手はというと実は、ドバイでの同ツアー前に実施された
「新型コロナウイルスの検査」で陽性反応を示し、試合の出場は見送くられてしまいました。
26日の朝、ゴルフ場に到着した際に受けた検査で陽性となり、ドバイの保健局に従い、濃厚接触者
であるキャディと共に10日間の隔離に入っています。ですが、26日から今でも無症状とのことです。
<ジャズ選手、さぞかし残念でしたでしょう>
ジャズ選手は、2019年「SMBCシンガポールオープン」で日本ツアー初優勝し、同年は日本
ツアーでも賞金ランク11位と大活躍でした。「全米プロゴルフ選手権」では14位、そして
アジアンツアーでは賞金王に輝いています。今やタイ男子ゴルフ界を引っ張るプロの一人。
しかし タイのプロ選手勢って、上述のキラデク選手もアリヤ、モリヤ・ジュタヌガーン姉妹ら
いずれも海外でコロナに感染しているんですよネ。ゴルフ界において、外国人選手が海外で
コロナ感染するのは多く居ませんが、タイ人選手は今回で五人目です。珍しい現象ですよネ。
<ジュタヌガーン姉妹とキラデク・アフィバーンラト選手>
タイ国ではコロナウイルスに関しては厳しい国なので、海外に出ると油断してしまうのかしらネ。
いずれも後遺症など出ていないようですから、誰か早く勝利してタイの人たちを安心させて下さい。
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ミャンマーで1日早朝、アウンサン・スーチー氏が自宅から軍関係者に拉致されました。
ミャンマーは2011年に民主化に舵を切りましたが・・・またまた暗黒の軍事独裁政権に復帰しそうです。
タイとミャンマー、いずれも軍事独裁政権で、インドシナ半島には暗雲が立ち込めてきました。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-01-31/QNTNE8DWRGG101?srnd=cojp-v2