もしタイでウイルスに感染したら … ゾッとします！

　
　日本では最近、芸能人がコロナウイルスに感染されたニュースを よく耳にします。

身近になっており、感染のリスクは 誰にもあることが叫ばれています。そして 行政機関などは
“もし感染された人がいても 誹謗中傷はしないように” という、優しい言葉を投げかけています。

タイで、もし 私が感染でもしたら、住んでいるマンションで袋叩きに遭うかも知れませんヨ（笑）。
それほどタイ国では、政府も一般国民もコロナウイルスの感染を警戒し、敏感で かつ 慎重です。
だからこそ３日現在、累計の感染者数が3,427人、死亡者が58人という数値なんでしょう。

　

一時期、夜間外出禁止やアルコールの飲酒もNGとなり、不便も感じました。しかし、感染者が
少ないことは、我々 外国人も多いに助かっています。これをタイは自慢にして良いと思いますヨ。

タイ国内で３カ月以上も新規感染者を出していない今でも、私の住まいの管理人は、住民に
対し マスクの着用と手のアルコール消毒に 絶えず 口うるさく言い、注意を払っています。

　

それが ついに100日ぶりに感染者が出てしまいました。　さぁ～　大変です。一大事です。
また、その感染者のタイ人男性（37）が最悪です。薬物使用で逮捕され８月26日から収監されて
いるといいます。 29日から痰などの症状があり、PCR検査で９月２日に陽性が確認されました。

カオサン通り、ラマ３世通りと５世通りなど主だった娯楽施設で働く有名な DJ らしいのです。
彼と接触した40人前後の人たちは隔離され、PCR検査を受けましたが、幸いなことに陰性でした。

ここに詳細は省きますが、陽性が確認された男性の８月12日から陽性が出た日までの行動と
活動の履歴が公表され、接触の可能性のある人に、PCR検査をするよう勧めています。

　
　＜閉鎖され消毒されるレストラン＞

また伝染病管理センターは、男性が働いていた「サームワン＝ソーンクーン」というレストラン
（ラマ５通り）を三日間（４日～６日）営業停止としました。　あえて仰々しく「人々の健康･

生命･財産を損なう可能性のある新型コロナウイルスの蔓延を抑えるため、このレストランの
閉鎖を命じた」と公表しています。　日本と違って、レストラン側に有無を言わせません。

　

レストランの従業員には14日間の隔離を実施すること、従業員の家族や親戚には、家内で自己
隔離を実施するように指示しました。そして、８月20日からこのレストランに出入りした客も
PCR検査をするよう促しています。凄いでしょ、一人の感染者が出ただけで この取組み方です。

男性は現在、中央特別矯正施設で麻薬所持の容疑で拘留されていますが、これが一般人だったら
バンコク都の近辺では生活できなくなってしまうでしょうネ。　絶対に感染してはいけません。　　


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