タイでは、今日の13日~15日まで ソンクラーン (水かけ祭り、タイ正月) の祝日となりますので、
週末にかけ5連休。 11日からすでに休暇に入った人も多く、バンコク市内は閑散とした感じでした。
タイでは現在、過去20年で最悪と言われる干ばつに見舞われており、一部では水掛け 縮小の動きもあり、
毎年 多くの人を集めるシーロム通りの水かけ祭りを、13日と14日の二日間とし、時間も正午から午後
7時までと規制されます。 カオサン通りは12日から14日の3日間で午後9時以降は禁止されます。
セントラルワールド前広場でのイベントは、例年どうり13日から15日まで行なわれますが、主催者側は
節水を呼びかけているようですが、効き目はないでしょうネ。 なお、石灰の使用は昨年 同様 禁止です。
タイのソンクラーンの時期は、世界で最も水が使われる日です。 今年は深刻な水不足なんですから
水を大切にしてほしいですネ。 雨季まであと2ヵ月もあります。 河川の水をかけられても大変ですし ・・・
お正月になると、タイではこんなユニークなサービス?があるのをご存知です?
当然、帰省ラッシュとなり自宅を 数日間 空けることに。 その旨を警察に届け出ると、警察が定期的に
巡回警備をしてくれるんですって。 これはいいですよねぇ~ 家族で家を空ける人にはとても安心です。
ですが、一方で 飲酒が絡んだ事件・事故も多いのが ソンクラーンです。 “そっちの方を
もっと厳しく取り締まれ!” って、突っ込みたくなるのは、ワタシだけではないでしょう。
とは言いながら、タイ警察は ソンクラーンの期間中に事件が生じないよう治安対策に力を入れていましたネ。
その一環として4月1日~10日の間、犯罪容疑者の集中捜査を行ない、全国で容疑者約2万人を逮捕しています。
窃盗や詐欺などの常習性のある犯罪者が、正月休みの期間中に犯罪を重ねることを防ぐ為の捜査だそうです。
全国で、すでに指名手配されている約4万3千人の容疑者をターゲットに捜査したようですが、
その容疑者のほとんどが窃盗・横領・詐欺で、この内1万4千人はバンコクで逮捕されたといいます。
しかし、10日間でこれだけの容疑者が逮捕できるということは、“普段 警察は何をやっているんだ”
と、これも突っ込みたくなりますよねぇ~ (笑)。 タイ人曰く、「余りにも普段の捜査に手抜きや
怠慢がある」 というのも頷けます。 この落差は ちょっと酷いかも知れませんネ。
そう、あと毎年 心配されるのが飲酒による交通事故ですネ。 これも正月を前にした9日~
12日までに、飲酒運転の一斉取り締まりを開始したところ、11日までに約3千人を逮捕し、
この内 255人の免許を取り消し、また バイク63台、自動車12台を押収したと発表しています。
ソンクラーンの期間中に 遠方やゴルフなど出かける人は、こっちが気をつけていても
やられてしまうケースもありますからネ。 くれぐれも注意して下さいな ・・・
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