“松山英樹プロ、四人目のマスターズ連覇なるか” と期待された「マスターズ2022」も
終了しました。最高峰の夢の舞台で松山英樹プロは、通算2オーバーの14位でフィニッシュ。
出場も危ぶまれた、首の故障の病み上がりで、よくぞ20位以内に入りました。さすがでした。
グリーンジャケットを手にしたのは、首位でスタートした米国のスコッティ・シェフラー選手。
スコアを一つ伸ばし、通算10アンダーでメジャー初優勝です。 早くも、今季4勝目でした。
世界ランキング1位で乗り込み、優勝を飾ったのは20年のダスティン・ジョンソン
選手(米国)以来の直近6戦で4勝目を挙げています。本当に強かったですねぇ~
でも松山英樹プロが、今年のチャンピン・シェフラー選手にグリーンジャケットを着させた
光景もカッコ良かった。日本人として二年続けて素晴らしいシーンを観ることができました。
そしてタイガー・ウッズ選手は、通算13オーバーの47位で終わりましたが、事故から約1年
5カ月ぶりのツアー復帰、それがマスターズで復活し予選落ちせずに、四日間をラウンド
したことは、多くのアマ・プロを問わず、大きなやる気と励みになったことでしょうネ。
昨日の「富士フイルム・スタジオアリス」にて逆転優勝で通算17勝目を挙げた上田桃子
プロは、寝不足になりながらも、毎日「マスターズ」をテレビ観戦して モチベーションが
上がったといいます。今年36歳になるという上田桃子プロ、最終日はウッズ選手と同じ
勝負カラーの赤のシャツを着て、逆転劇に臨んだといいます。世界のプロに影響大ですヨ。
しかし、マスターズでのパトロン(ギャラリー)の数には驚きます。ここ二年、あれほど
コロナ禍で苦しんだ米国が嘘のようにパトロンが集結しました。昨年はその数を半分に
抑えていましたが、今年のマスターズはパトロンをフルで入れています。ギャラリー数を
公表していませんが、フルに入ったとして 日々 だいたい五万人を想定しているといいます。
<マスクをしている人は 誰一人いませんでした>
そして今年のマスターズは、昨年の賞金総額1,150万ドル(当時で約12億7,000万円)、
優勝者は207万ドル(約2億2,800万円)から1,500万ドル(約18億6,000万円)で
優勝賞金270万ドル(約3億3,500万円)と大幅に上回っています。 50位でも3万
7,800ドル(約468万7,000円)になりますからネ。 何から何まで規模が違います。
さて 優勝から一年間の持ち出し可能だった松山プロのグリーンジャケットは、オーガスタ・
ナショナルGCで保管されるそうです。まだ30歳、また持ち出しできるように取り返して
ほしいですネ。 再度、松山英樹プロの来年のマスターズに期待しましょう。
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