バンコクの交通事故が減るかも？

　ワタクシ、知りませんでした！！　“運転手は歩行者が横断歩道を渡ろうとしている際には、信号が
無くても停止しなければならない”　という道路交通法を・・・・　えっ　という感じです！

　タイの地に初めて踏み込んだ時から、「タイは車優先で事故に遭ったらやられ損」ということを教わり、
また　見てもきましたから、こんな道路交通法を聞かされてもちょっと信じられません！（笑）
時折　横断歩道に立っていると止まってくれる車もありますが、当然のこと　渋滞でノロノロ運転の時です。

　誰でも経験があると思いますが、横断歩道を渡ろうと立っていても車はなかなか止まってはくれません。
横断報道一つ渡るのにも一苦労です、現在　運転しているドライバー自身、この道路交通法を
知っているのでしょうか？　知っていても止ろうとしないのか？　　

それが、今後　交通事故削減を狙いにバンコク都庁と警察が、道路交通法の横断歩道に関する条項の
適用厳格化に踏み切ったということが報じられました。「歩行者がいる横断歩道で自動車が一時
停止しない」ドライバーには1,000バーツの罰金を科すとの事・・・　へぇ～　そうなんだ、ですよネ～

　ちょっと待って下さい、歩行者にもルールが定められていたことがあるんですヨ、

　それは「歩行者が道路を横断する際　100㍍以内に横断歩道か陸橋がある場合は、それらを利用する」
と・・・　でも　こんなこと、車が止まってくれないから自然とやってま～す、な～んてネ（笑）　
これも取り締まる方針を固めたそうですヨ。違反者した歩行者には200バーツの罰金との事です・・・　
気をつけましょう！

これまでは、事実上　自己責任に任され違反しても罰せられることは無かったようですが、1日から
違反者に対し警告を行っており、認知させる期間を経てから実際に罰金を徴収するようです。

取り締まりの重点地区としては、主な大きな交差点で実施していると聞いていますが、まだ　そんな
光景は見られませんネ。　スクンビット通りで横断歩道に立ってはみるものの、これも　まだ　車は
止まってくれません！　まだまだ認知不足のようです・・・

　そう云えば、今年の初めでしたか？　バンコク市の主要交差点35カ所に監視カメラを設置し、
24時間体制で信号無視の監視に乗り出したのは・・・　その後　どうなったんでしょう？

　なんでもバンコク都内交差点での信号無視は一週間で2,000件以上にのぼるそうですから、特に深夜　
交通量が減少した時間帯の信号無視が多く、今回のカメラ設置は、こうした信号無視抑止への効果が
期待されていましたが・・・　まだ成果なり結果が報告されていないと思います。

　でも　良いことですネ、つい7月にはこれもバンコク都庁と労働省の共催で、バイクタクシーの
ドライバーを対象に「交通安全講習会」をスタートさせたばかりですし、交通事故の数を改善しようと
いう姿勢が大切ですからネ。どうやらバンコク市内の交通事情が大きく変わりそうな気配です。
　タイの人達もシッカリ、見守って下さいな！　　



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