タイ国の首都・バンコク、今日の4月21日で 設立241年になります。現在の王朝は、
1782年にラマ1世(チャクリ王)が初代の王としてバンコク都がスタートしました。
よって、チャクリ朝 または バンコク朝ともいい、現在の10世王まで続いています。
外国人はバンコクと言い、世界でも そう呼ばれていますが、国内では日常的には
「クルンテープ マハナコン(Krung Thep Maha Nakhon)」を略して「クルンテープ」と
呼んでいます。「クルンテープ」とは「天使の都」または「神の都」という意味になります。
本当はマハナコンの後に、タイ語で11単語、121文字が続きます。世界最長の首都名とも
言われ、ギネスブックにも登録されているそう。タイの人でも完全には言えないでしょうネ。
そのバンコク(クルンテープ)241年の設立を祝う一連のイベントが、4月21日から
25日まで博物館や王宮近辺の著名な寺院など、主要なランドマークにて行なわれます。
タイの人が「クルンテープ」(Krung Thep)と呼ぶバンコク(Bangkok)は、国際的な
名称で、英語表記として使われていますが、昨年、タイ政府は首都バンコクの英語名称を
「Krung Thep Maha Nakhon(クルンテープ マハナコン)」に変更すると発表していました。
その後、どうなったのかな? この発表を受けてタイの人達に困惑が広がった記憶があります。
「Krung Thep Maha Nakhon (Bangkok)」のようにバンコクも ( ) で加え 従来通り、“バンコクも
使用できる” と説明していますが、世界的に「バンコク」の認知度が高く、戸惑いますネ。
両方を使用するとなると、海外でクルンテープという呼び名が、ある程度知られていれば、
別ですが、世界的に知られるには、また 広まるには 時間がかかるでしょうネ。
知名度も高いバンコクを改称する意味はどこにあるのかな。一早くパンデミックから抜け出し、
活気と賑わいを取り戻し、毎年、レゾナンス社(Resonance)が評価する「世界のベスト
100都市の2023年度版」でも、バンコクはアセアンで2位、世界で30位に選ばれています。
東南アジアの交通の要所であるタイの首都バンコクは、レストラン部門でも世界 第16位に なるなど
世界的な食の首都ともなっています。この改称には 各方面から反対意見が出ているようですヨ。
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