13日、1782年に王位に就かれたチャクリ王朝の9代目君主で、ラマ9世とも呼ばれた
プミポン前国王の1周忌追悼式が行なわれました。タイは追悼ムード一色に包まれました。
公休日となった13日早朝、199人の僧侶が海軍施設から前国王が息を引き取ったシリラート
病院までの約1キロの道を歩く追悼行事が始まり、遺影などを手にした大勢の人たちが
集まって、黒服に身を包んだ沿道の市民らが僧侶に食べ物などを施しました。
<シリラート病院での追悼式>
多くの市民や病院関係者が集まり、経を読んだり、黙祷(もくとう)を捧げるなどし、また
祭壇などには前国王のシンボルカラーだった黄色のマリーゴールドが供えられました。前国王が
死去された午後3時52分には、全土で国民が黙祷し 敬愛する「国父」の死を悼みました。
何度も言いますが、プミポン前国王は、国家元首として70年間にわたって国をおさめ、
国家的な危機の際には、自らが対立する勢力の間に立って仲裁を行うなど、国の安定の
要となってきましたが、ちょうど1年前、去年の10月13日に88歳で死去されました。
25日から29日まで国葬が営まれ、プミポン前国王は26日に火葬されます。前国王のシンボルカラーは
黄色で、今でも亡くなった前国王を偲び、バンコクの街は黄色いマリーゴールドの花で彩られています。
国をあげての葬儀に合わせて、マリーゴールド咲かせようという動きが広がっているといいますヨ。
市民のほとんどが「マリーゴールドを見ると心が静まる。でも とても寂しい気持ちにもなる」と言います。
日を追ってバンコク市内でも黄色い花が至る所に植えられ、商業施設では巨大な祭壇も作られています。
弔意を示すため、多くの市民が黒服を着用し 葬儀が終わるまで街は黒と黄色で彩られるでしょう。
葬儀は、今月25日から5日間の日程で執り行われ、日本からは秋篠宮ご夫妻が、各国の
要人らとともに参列する予定です。王宮の近くでは、高さ50メートルを超える塔の
ような火葬場もほぼ完成するなど、葬儀に向けた準備も ほぼ 終わるようです。
70年間にわたって国をおさめ、「国民の父」として敬愛を集めたプミポン前国王の後継者には、長男の
ワチラロンコン国王が去年12月に即位されています。この一周忌の法要では、遺体が安置されている
王宮で35人の僧侶が読経する中、後継者のワチラロンコン国王が花輪を供え、祈りを捧げました。
葬儀のあとに行なわれる戴冠式を経て、新たな体制でのタイ国が本格化することになります。
タイ王室庁によりますと、最終的には去年10月末から今月5日までに王宮を訪れた一般
弔問者は、およそ1,274万人にのぼったと発表しました。 葬儀は今月25日から29日に
かけて営まれ、遺体が火葬される26日は王宮周辺に25万人が集まると見込まれています。
来週はタイ国の一大行事です。 何事もなく無事に終わることを祈ります ・・・
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