4月に入り、タイ国の新型コロナウイルスによる死者数が気になっていましたが、最近は
特にですネ。16日が125人、17日128人、18日124人と、三日間続けて120人を超えています。
タイの昨日の新規感染者数は、16,994人(バンコク都2,943人)と、陽性者数は 大分
減っているんですがねぇ~ 累計の感染者数は19日午前4時の時点で、4,046,953人、
死者数が27,009人です。日本はというと、累計 7,407,725人、死者数は29,069人です。
人口(タイ 約6,617万人 / 日本 約1億2,544万人)や医療事情なども違い、単に比較は
出来ませんが、致死率がタイは 0.67%、日本は 0.39%ですから約二倍近くに ・・・
ちなみに、タイ国のワクチンの接種回数は17日の時点で、人口の80.5%が一回の、72.9%が
二回の、36%が三回以上の接種を受けています。日本はそれぞれ81.8%、80.4%、48.5%です。
<アヌティン大臣>
そう言えば昨日、タイ保健省のアヌティン大臣が先月中旬に、7月1日から完全な再開国に
向けて、“これからは新型コロナウイルスを「風邪の一種」(エンデミック)として扱う” と
宣言していましたが、この宣言を覆していますネ。暫くは「風邪の一種」にしないようです。
アヌティン大臣は 時折 突拍子のない意見や考えを述べ、国民からあまり信頼は無いようです。
ですが、一国の大臣であり、しかも副首相ですからねぇ~ 慎重に述べてほしいものですネ。
WHOでは、“新型コロナウイルスをエンデミックや風土病と位置付ける場合、致死率が0.1%を
超えてはならない” と明確に謳っています。 やはり アヌティン保健省が、宣言を覆したのは、
タイ国のコロナウイルスによる死者数が、増えていることに関係があるんでしょうネ。
そんな中、4月に入りタイ入国の規制緩和が徐々に進み、外国人観光客も増加傾向となり、
国内旅行も動き出しています。タイ国政府観光庁は、タイ国民が国内旅行をして観光産業を
活性化させようというキャンペーン「ラオ ティアオ ドゥアイカン(We Travel Together)」の
第5フェーズを提案すると述べています。いわゆるタイ版「Go To キャンペーン」ですよネ。
<タイ版 Go To キャンペーン>
5月31日までに約200万泊分など、130億バーツ(約490億円)分の旅行補助金が利用できる
ようになるよう。宿泊料金の40%の補助、食事や飛行機チケット購入の40%を補助 … 等々、
様々な割引があるとか。 この補助政策はタイ人のみが対象です。ですが、日本人でも
タイ人のパートナーや友人が居て、同行が条件ですが、利用はできるといいますヨ。
タイ国の観光業もいよいよ本格的に動き出しましたかネ。でもコロナの死者数が心配です。
人口比で見ると、香港が突出して多いものの、タイの死者数の多さは気になります。
韓国はコロナ規制をほぼ撤廃しましたが、タイはどうなりますか?
https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/coronavirus-chart-list/
本当にタイ国の死者数が心配ですね。
これからも宜しくお願いします。