タイでゴルフ友達になりましょ。

ゴルフをしながらタイの豆知識・エピソードを発信するプログです。チョット得する、心が元気になる、そんなブログにしたいな?

ようやく非常事態宣言が解除されました ・・・・

2014年03月20日 | タイの出来ごと、あれこれ
  
 2月に タイを 訪れた外国人が 「軒並み前年同期比ダウン」 というニュースが流れるタイミングで、
タイ政府は、バンコクやその近郊に発令していた非常事態宣言を 昨日で解除しました。 ヤレヤレです。

2月にタイを 訪れた外国人は、前年同月比8.2%減の217.4万人でした。 当然のこと、バンコクの
主要交差点を 占拠した反政府デモが影響しています。 タイ国際航空の2月の旅客数なんて、同月比

 

15.6%減の151.4万人、搭乗率は70%で、前年同月の80.4%を 大きく下回ってしまいました。
日本人も10万人に留まり、前年同月比27.7%のマイマスでした。 仕方ありません ・・・

 でも 良かったですネ。 抗議活動参加者の数が減少し、反政府派の抗議活動が沈静化、
昨日から4月30日まで非常事態宣言を 解除し、国内治安維持法を 適用することになりました。

政府が60日間の非常事態宣言を 発令したのが、1月22日ですから ちょうど2カ月になりました。
ビジネス界からの要請も、かなり強かったようです。 今月初めに複数の反政府派活動拠点が閉鎖され、
バンコクは大幅に落ち着きを 取り戻していますからネ。 あの騒ぎは、まるでよその国の出来事でした。

 

非常事態宣言が発令されていたエリアは、バンコク全域と隣接するノンタブリ県・スワンナプーム空港が
あるサムットプラカン県バンプリ郡・パトゥムタニ県ラードルムケーウ郡でした。 すべて解除されます。

1月13日に発令された非常事態宣言は、5人以上の集会禁止、報道統制などを 合法化するものでした。 
ですが、国軍がデモ隊の強制排除に反対する姿勢を 明確にしたため実効性はなく、2月には反政府の

訴えを 受けた民事裁判所が、非常事態宣言による強制排除や集会禁止を 禁じる命令も出して、
有名無実となっていました。 この点が、今までの非常事態宣言と大きく違うところでした。

 

 政府のなす術が、だらしない格好に映り、インラック政権の弱体ぶりを 露呈する形となりました。

現在の反政府デモ隊は、3月2日にバンコクの主要交差点占拠からバンコク都内の中心地にある
ルムピニ公園に撤退し、ここで 街頭演説などは 相変わらず行なわれています。 発砲や爆弾騒ぎも
時折あるようですが、交差点でのデモ隊の撤収後は、市内の日常生活は通常通りに戻っています。

 さて、非常事態宣言から国内安全保障法に代わりましたが、どう違うのでしょうネ。

 

軍・警察主体の国内安全保障司令部 (ISOC) に、* 関係政府機関の動員、* 特定の建物・地域への
進入禁止、* 外出禁止、* 集会禁止、* 移動禁止などの権限を 与えるとのことです。 

 非常事態宣言が有名無実となっていましたので、何かピンと来ませんが、国内安全保障法の全てが
解かれて、初めて海外に大きな顔ができるのでしょう。 あと一か月の辛抱です!  



「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです  


  タイ・ゴルフを何でもランキングで紹介する情報サイト


最新の画像もっと見る

コメントを投稿