日本の旅行者にとっては朗報となるのでしょうかネ。6カ月間(180日間)の滞在が
可能で かつ その期間、何度も出入国も可能というマルチビザが承認されるようですヨ。
先週 タイ観光スポーツ省が、より一層の観光客を呼び込む手段として求めていた6カ月
滞在可能な観光マルチビザを、全世界の旅行者に発行することにプラユット軍事首相が
承認する意向と、タイのメディアが報じていました。
現在の観光ビザは、2カ月間滞在可能なシングル観光ビザが1,000バーツ(約3,500円)ですが、
今後発行される6ケ月間滞在可能のマルチビザは5,000バーツ(約17,500円)となります。
ですが、島々や地方都市などをゆっくり観光し、よりタイを楽しみたい方々やリタイヤメント・
ビザを取るほどでもなく、日本の冬場など3~6カ月滞在したいようなロングステイヤーの
方々には朗報でしょうネ。当然80万バーツの貯金も必要なくなりますしネ。大変便利になります。
昨年まではデモやクーデターの影響で、観光客数の落ち込みが大きかったのですが、現在は政権と
治安が安定してから外国人観光客が伸びており、今年7月までの訪問数が約1,750万人で、30.7%の
伸びとなっています。さらに観光スポーツ庁では、今年度の観光客数は約2,900万人を目標として、
1兆4,000億バーツの観光収入を見込んで順調です。 ところがタイの経済は伸び悩んでいます。
昨年まではビザ関係の締め付け強化策が 結構 目立っていただけに、ここにきての優遇処置には
伸びている観光業をさらに伸ばそうという施策なのかも知れませんネ。経済政策に妙案を見い
出せない政府が観光収入をアップさせて、経済を上向きにしようとする苦肉の策なのかもネ。
現在、日本人観光客はノービザで入国した場合は、30日間の滞在が許可されています。
また観光ビザとしては、シングルエントリーが60日間と1回の延長30日の計90日間あり、
そして、それを2回行なえるダブルエントリーがあります。 ですが、これを取得するには
そのたびに、手間暇と時間がかかります。 これで その煩雑さは無くなりますネ。
観光マルチビザが発行されたからといって、外国人の不法労働がしやすくなるわけではありません。
あくまで観光目的のための長期滞在をしてもらい、タイにお金を落としてもらいたいわけですネ。
この観光マルチビザは、政府に承認されてから60日以内に実施されるようですので、11月には
スタートするでしょう。取得したい方は 今から準備をしておくと良いでしょうネ。
ただ、ころころ変るプラユット政権でもあるので、いつまで続くか、或いは「やっぱりや~めた」
なんて こともあり得ますので、よく観光スポーツ省の動向を留意しておかねばなりませんけど ・・・
また 新しい情報が入れば報告しますネ ・・・
リタイヤ後にタイでロングステイを長年考えてきましたが
この数年の物価上昇やビザの問題、何よりも為替で躊躇してました。
180日あれば渡り鳥ステイが楽勝になりますよ。
80万Bを預金するのは他国に比べ高いハードルでは無いのですが
この為替で両替する気にもなれずいました。
6月~9月 11月~3月をタイで過ごせたら体には優しいですよね。
実現することを願ってますがどうなりますやら。
リタイアメントビザ(1年)の取得費用は、2000B+マルチ3800B=5800B ですから、6か月ビザの5000Bというのはいい線でしょうね。
ただ、こういうビザができると、変なロングステイヤーが増えて、バンコクやチェンマイのリタイア・日本人コミュ二テイでは、トラブルが増えそうですね?
http://hbol.jp/55948
http://hbol.jp/55945
マレーシアは、ビザではなく、ビザ無しでも、出国用の航空券があれば、90日間の滞在許可が出る、ということです。
>ヴェトナムは最近一度入国、出国をしたら1か月後でなければ入国できないようですが本当でしょうか。
本当です。
ベトナムは15日以内で観光目的なら、ノービザでも入国可能でした。
ところが、2015年1月1日から、ノービザ入国後、他国へ出国したら、30日以内の再入国には観光ビザが必要になりました。
この結果、大きな問題が発生するようになりました。
ベトナムとカンボジア(アンコールワット)を周遊するツアーの場合、まず、ベトナムに入国し観光します。次に、カンボジアへ行き、再度ベトナムへ入国しようとするとビザが必要になり(トランジットだけならビザ無しでOKですが)、多くの観光客がベトナムへ入国できなくなり立ち往生してしまいました。
そこで日本大使館がベトナム当局へ強く申し入れ、6月25日からは、ベトナムへの再入国時には、空港でビザが取得できるようになりました。45$と高額ですが。
http://tabinotips.com/post-2343
非常に参考になります。