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タイのトゥクトゥク、日本では こんな活用方法が ・・・

2016年12月22日 | タイの名所、名物、料理
  
 タイのタクシーの一つである “トゥクトゥク” って、結構 日本でも活躍しているんですネ。
昨日からの続きです ・・・

千葉県富津市では今月初めから、トゥクトゥクをサンタのソリに見立て、サンタとトナカイが
富津市内を巡回して明るい話題を振り撒いています。 いろいろと利用方法があるものです。

富津海水浴場で行なわれた 「ゴミをサンタがプレゼントに変える!」 といイベントでは、子供たちが
海岸で拾ったゴミと交換にお菓子を配るという企画。 トゥクトゥク サンタと呼ばれて大人気だとか。

 

トゥクトゥク サンタが走る切っ掛けとなったのは、2年前の夏に問題となった富津市の財政危機でした。
市内は重苦しい雰囲気に包まれていましたが、 「こんな時だから子供たちに夢を届けよう」 と、
当初は 有志がサンタに扮して、飾り付けた リヤカーを引いてプレゼントを配っていたといいます。

が、リヤカーではなく乗り物で配れば、もっと広い範囲をカバーできると、当初はオープンカーや
サイドカーを考えましたが、しっくりときませんでした。 そんな時にバンコクの街を走るトゥクトゥクを
見て、「これだ」 と思ったそうです。 ゴミとお菓子の交換は、一般市民が考えた企画のようですが、

 

そこで、富津市も思い切ってトゥクトゥクの購入に踏み切ったといいます。 日本にもトゥクトゥク車の
専門店があり、130万円前後で購入できるんです、ってネ。 これは民間会社も広告宣伝に良いかも ・・・

本当はタイ語で サムロー (サム = 3 ロー = 輪) という名のトゥクトゥクである日本のミゼット。
ダイハツの小型三輪トラックですが、1957年に日本で生産が開始され、1968年に丸ハンドルへと
モデルチェンジされましたが、1972年に生産が中止されてしまいました。 理由はわかりません ・・・

 

総生産数は33万5千台で、そのうちの2万台がタイなど海外へ輸出されました。 日本から
輸入ミゼットが入り、タイ国内でも走り回っていました。 生産が中止された後は、修理に
次ぐ修理や、他の自動車パーツの流用で限界まで流通されていました。 が、

そのうち限界が来ると同時期には、タイの町工場で修理力や大改造による技術の蓄積が積まれ、
新車を造れるまでに工業力が高まり、ミゼットのデザインを受け継いだ 「サムロー」 が、タイで
生産されるようになったといいます。 日本では現在、50台、60台ほど 走っているのかな?

 

富津市のサンタクロース、最初は変人扱いされたようですが、今では子供たちに大人気で、
最近は 「トゥクトゥク サンタを見ると幸せになれる」 なんて伝説も生まれ始めていると聞きます。

 トゥクトゥク サンタのように、もっと他にも生かせないか、もっと喜んでもらえる企画は無いか、富津市では
アイディアを募っているようです。 トゥクトゥクも こんな使われ方をしてくれたら嬉しいでしょうネ。  


来年2月に 日・タイ ゴルフフェスティバル が開催されます ・・・




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