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中国製ワクチンをインラック前首相が保証人に?

2021年02月18日 | タイの出来ごと、あれこれ
 
 一部のタイの人にとって、待ちに待ったワクチンが来週の24日に入ってきます。

中国のシノバック社製ですが、20万回分が24日のTG675便(午前6時50分)にてバンコク・
スワンナプーム空港に到着。 日本同様、タイ国もワクチン調達が遅れているようですネ。

 

その遅れを、いかにも指摘するように、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで亡命生活を
送っているインラック前首相(53)が、新型コロナウイルスワクチンの接種を受ける様子を
ツイッターに投稿。 そのワクチンは、やはり中国のシノファーム社が開発したものです。 

投稿には「UAE政府は、国民と外国人居住者を対象にワクチンの無料接種を進めており、既に人口の
半数以上が接種を受けたこと」も報告。タイ政府では年内に人口の半分近い3,150万人にワクチンを
接種するとしていますが、具体的な計画は不透明なことを “ダメ出し” しているようにも聞こえます。

 

そう言えば 兄のタクシン元首相、既に回復していますが、昨年8月に新型コロナに感染して
入院したことがありました。そんなこともあって早めに予防したのかも知れませんけど ・・・

言うまでもありませんが、インラック前首相は2014年のクーデターで首相の座を追われ、
17年からドバイで逃亡生活中です。 ドバイには06年に、やはりクーデターで追われた
お兄さん、タクシン元首相も暮らしており、時折 ツーショット写真をSNSに投稿しています。

 

ところで先週、国立開発行政研究院(NIDA)が15歳以上のタイ人1,315人を対象に実施した
世論調査では、新型コロナワクチンの無料接種を「受ける」との回答者は約63%いたとのこと。
「受けない」は約24%、「自費で民間病院で接種を受ける」と答えた人は8%でした。

でも「受ける」と答えた回答者も ワクチンが中国製と聞くと、7割近い人が副反応を
懸念し「接種を受ける前に副反応について知りたい」という意見が多数出るようです。
タイ国でも中国製の新型コロナワクチンに関しては、その信頼度はイマイチのようです。 

 

しかしタイ保健省は、各国から承認を得ていませんが、今年中にタイ国民3,150万人へのコロナ
ワクチンの接種を完了する方針を発表しています。一人に対し2回のワクチン接種が不可欠。
よって年内に約6,300万回分のワクチンが必須です。それには中国製ワクチンも必要でしょう。

そこでインラック前首相が中国製ワクチンの接種を受けたというニュースは、“それなら安心” という
保証になり得ますよネ。タイ国では今だに、タクシン・インラック兄妹の支持者が多いですからねぇ~
インラック氏は、ワクチン調達の遅れを指摘したつもりが、中国製を保証する形になっていました。   


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