昨日 茂木敏充外相は、“タイのドーン外相と電話会談し、コロナウイルス感染拡大に伴い
両国が実施している入国制限について、緩和に向け協議することに一致した” と語りました。
日タイ両国民の往来についての協議としていますが、両国とも経済回復も重要課題ですから、
まずはビジネス上、不可欠な人材の往来が最優先。タイからすると、就労ビザの保持者、国際
< 茂木外相とドーン外相>
会議やトレーニングセッションに参加するスタッフ、エンジニア、タイのインターナショナル
スクールの外国人教師などです。旅行者向けではなく、それは まだまだ 先になりそうです。
外交ルートを通じて検討を進めていくとしていますが、現状 日本のCOVID-19 新規感染者の
状況を鑑みると話は進まないでしょうネ。日本がタイ側を許してもタイ国はOKしないでしょう。
昨日の日本国内では、新たに70人(うち東京都内では41人)確認され、累計の感染者数は
1万7,753人になりました。しかも死者が北海道と福岡県で一人ずつ出ていますからねぇ~
東京が収まりそうにありません。5月25日に緊急事態宣言が解除されて以降、一日当たりの
感染者が40人以上となったのは14日(47人)、15日(48人)に続いて3回目です。 直近
一週間の平均感染者数は32.6人で、累計患者数は 東京都だけで5,674人となりました。
小池都知事曰く、“14日・15日は、新宿区が感染者を確認した店舗の全従業員を検査する
「集団検査」の数だから問題ない” と語っていましたが、18日の確認分に集団検査で判明した
感染者は入っていませんからネ。41人のうち、感染経路が特定されていない人が22人にも上り、
10人は、ホストクラブやキャバクラの従業員などで「夜の繁華街」での感染者だそうです。
10代~30代が28人と全体の約7割を占めているようで、この人達が 今はラッシュアワーに
なっている朝夕の交通機関を利用していれば、第二波がいつ来ても不思議ではないでしょう。
こんな状況をタイ政府はチェックしながら判断するでしょうから 到底 日タイ間の「入国規制
緩和」なんて無理でしょう。因みに、昨日のタイ国内でのCOVID-19 新規感染者は6人です。
累計の感染者数は3,141人で死亡者は58人。 2,997人(95%)が完治して退院しています。
新規の6人(タイ人)は、政府による検疫隔離中の帰国者です。タイ国内での感染は過去24日間
確認されていません。 よって なおのこと、海外からの訪タイ者に慎重にならざるを得ませんネ。
現在、日本はタイを含む111の国と地域の外国人の入国を原則拒否していますが、タイは外国人の
入国を原則禁止しています。日本の感染状況が変わらなければ、自由の行き来なんて夢の話かも。
「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです
タイ・ゴルフを何でもランキングで紹介する情報サイト
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます