「ホンダ LPGA」の3日目が終了、長年 観てきていますが、今年ほど日本勢が低迷している年は
珍しい。今回 最高位の上原彩子プロも1打落として、通算4アンダーの26位タイに後退しています。
畑岡奈紗プロはトータル3オーバーで60位、山口すず夏プロはトータル5オーバーで63位
タイ、新垣比菜プロはトータル8オーバーで68位と出場者70名の中、下位に沈んでいます。
タイ勢はアリヤ・ジュタヌガーン選手が、昨日は4アンダーを出して通算8アンダーとし、姉の
モリヤ選手と並んで13位タイに持ってきました。が、他のタイ勢も苦戦を強いられています。
トップはトータル15アンダーで、ミンジー・リー選手(豪州)とエイミー・ヤン選手(韓国)の
二人が首位に並んでいます。アリヤ選手が いくら爆発力があるといっても、厳しくなったなぁ~
ところで、サイアム カントリークラブ・オールドコースは、1971年に日本人である和泉
一介氏によるコース・デザインでオープンしました。50年近い由緒あるゴルフ場ですが、
自動車のサイアム・モーターズの創立者、ターウォン・ポンプラパー氏によって造られた
タイで最初のプライベート・コースと言われています。古さの歴史では タイで7番目です。
その後の2007年3月、リノベーションする際 米国のシュミット・カーレイ・デザイン事務所、
リー・シュミット氏の設計によって、精巧な芸術的なゴルフコースに大きく生まれ変わりました。
バンコク市内から車で約2時間前後、パタヤ市内からだと約30分弱で到着できる場所にあります。
リノベーション直後の同年10月には、米国女子ツアーである「ホンダLPGAタイランド」が初めて
開催されます。09年は姉妹コースとして造形されたプランテーションコースに開催を譲りました。
が、翌年より再びオールドコースに戻り、毎年2月に開催されるホンダLPGAのコースとして
選ばれ続け、コースのクオリティ・サービスの高さが、世界に知られるようになりました。
10年の宮里藍さんの優勝により、日本での知名度は抜群になりました。その優勝シーンは
多くの在留邦人ゴルファーの記憶に鮮明に残り、今でも語り草になっているほどです。
私も間近で見ていて鳥肌がたったことを、今でもハッキリと頭に焼き付いていますネ。
もう一つ、印象に深く残っているのが13年の大会です。世界へ羽ばたこうとしていた17歳の
アリヤ・ジュタヌガーン選手が、韓国のインビー・パーク選手に逆転優勝されたシーンです。
それは18番ホールで起きました。同コース、グリーンのアンジュレーションとグリーン周りの
難易度はプロをも苦しめます。グリーン周囲のファーストカットから、外側はグリーンの芝と
1
刈高が変わらないため、一度動き出したボールは、グリーンをこぼれても芝がカットされており、
また、アンジュレーションも大きいので、フラットな場所にまで転がり落ちてしまいます。
アリヤ選手が優勝できると思われた18番ホールで、この罠にハマってダブルボギーを叩き、
初優勝を逃しました。彼女も世界ランク1位になる前は、毎年 ここで鍛えられていました。
あれから6年の月日が経ちました。 さぁ~ 明日の最終日は どうなりますか ・・・
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