「ホンダ LPGA タイランド」が終了。 韓国のエイミー・ヤン選手が強かったですねぇ~
ツアー通算4勝のうち、ここで2015、17年に続き今大会で3勝目ですヨ。これは参った ・・・
日本のコースよりも距離が長い6,576ヤードのパー72というサイアムCCオールドコース。
山間部を切り開いたコースで、風が吹き抜け、池と多くのバンカーを点在させています。
そこはトッププロの集団です。この辺を攻略する術は持っています。結局はパッティングと
グリーン周りの勝負でしたネ。周知の通り、グリーンはポテトチップス形状で大きくうねって
おり、硬くて速いので バーディーチャンスにつけるには、落としどころが限られていました。
観戦する側は、プロのこのグリーン周りのアプローチとパッティングが、実に興味深い
サイアム CC オールドコースです。プロは厳しい眼差しで真剣にプレーしていますが、
ギャラリーは、固唾を飲みながらも楽しいですものですねぇ~
それをエイミー・ヤン選手は、優勝争いしている最終日だというのに「65」という4日間
(69・66・66・65)で、一番良いスコアを出しています。まるで自身のホームコースのように、
慣れた感じでプレーしていました。あの難しい18番パー5を迎えたエイミー選手は、カラー
からの3打目をパターで寄せて、チップインバーディですからねぇ~ 恐れ入りました。
でもアリヤ、モリヤ・ジュタヌガーン姉妹、ベスト5には入れませんでしたが、終了してみれば
モリヤ選手が11アンダーの10位タイ、アリヤ選手が10アンダーの11位で、二人は殆ど同じ
スコアで終え、しかも最終日は同じペアリングでした。 物凄い数のギャラリーを引き連れて、
二人も楽しくプレーできたでしょう。 タイのゴルフファンも堪能したでしょうネ。
残念だったのが4人の日本勢です。上原彩子プロも最終日はスコアを落とし、通算3アンダーで
42位タイでした。 ですが日本勢の中、唯一アンダーパーでフィニッシュしたのは立派でした。
山口すず夏プロが4オーバー・60位タイ、畑岡奈紗プロが6オーバー・63位、新垣比菜プロが
8オーバー・64位で終えました。タイ勢でジュタヌガーン姉妹に次いで良かったのは、やはり
米国ツアーに参戦しているパナラット・サナポルブーンヤラス選手でした。 タイで一番
米国ツアーで試合経験のあるポルナノン・ファトラム選手は2アンダー46位タイでした。
<パラナット選手>
でも今年から、ホンダ社と観光・スポーツ省管轄下のタイ スポーツ公社、そして米国IMGとの
コラボで、予選大会を開催したことは、良い試みでした。タイ スポーツ公社が米国ツアーを
通じて、世界にタイのゴルフを発信することは素晴らしいこと。タイのスポーツツーリズムが世界的に
注目を浴びることは、外国人観光客の増加にも役立ち、今後の観光需要が拡大することも期待できます。
ゴルフの観戦やプレーを主たる目的にタイを訪れる外国人観光客は、年間延べ40万人になると
いいますからネ。 これは一般的な観光客よりも数倍も 経済効果は高まると聞いています。
観光・スポーツ省もアリヤ・ジュタヌガーン選手が世界ランク1位になって、ようやくその偉大さに気が
ついたのかも知れませんヨ。同省がゴルフを通じてタイという国を発信することは素晴らしいことです。
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