昨年の11月1日に発効された「日タイ経済連携協定」(JTEPA)に基づいた第一回委員会の会合が開催されたようです。
JTEPAは、2007年6月に当時暫定政権の元スラユット首相が訪日した際に、これも元安倍首相と自由貿易
協定(FTA)を含んで調印されていました。昨年で日本がEPAに署名したのは、シンガポール、メキシコ、
マレーシア、フィリピン、チリ、タイの6カ国目となりました。
この協定の発効から10年以内にタイへの輸出の約97%、日本への輸出の約92%が撤廃され無税となると
謳われていましたので、両国共 特にタイ国サイドでは経済発展に繋がると大きな期待をしていました。
しかしながら、最近 開催された第一回委員会(ビジネス環境整備小委員会)は、JTEPAが発効されてから
実に9ヶ月もの時間がかかっています。このJTEPAは首相直轄の担当となりますが、タイの首相が何度も
変わった為、意思決定が出来ずタイ側に遅れた原因があると、サティット事務局長が認めているようです。
でも笑っちゃいますね。
日本だって文句を言えません。日本も首相交代には安倍さん、福田さん、そして今麻生さん・・・ タイは
スラユットさん、サマックさん、そして今ソムチャイさんと、まったく偶然にも同じように、成行きは違いますが
この期間で三人の首相が交代しています。
一回目の委員会が遅れたとは言え、すでに事務方と民間企業の間では進んでいる部分もあり、いくつかの
製品・サービスの関税が引き下げられた効果が出てといると日本側から報告がなされているようです。
今年の7月までの輸出入の累計を見ても、タイにとって最大の輸出国はアメリカだったようですが、
日本への輸出がアメリカを上回り、輸出入ともに日本が最大の貿易相手国となったとの事です。
(以前からタイにとっての最大の輸入国は日本でした。)益々 日タイの関係は強化になりますネ。(嬉)
しかし この現象は、日本にとって最大の輸出相手国がアメリカから中国に変わっているように、
ここの所のアメリカ経済の景気不振で輸入が激減していることが大きな要因だと思いますので、
あまり喜べることではありませんが・・・
JTEPAでは、多種な両国間の相互協力がありますが、我々が興味を持つのが入国・就労に関する項目です。
日本はタイ伝統舞踊、タイ語などの指導員の入国・就労も認めるとのことですが、タイは、在タイ日本人の
滞在・労働許可の取得条件の緩和を約束しています。
(日本では将来フィリピン、インドネシアに次いでタイ人の介護士も視野に入れているようです。)
入国・就労に関しては、韓国とタイは経済連携を結んでいませんが、こんな例があります。
韓国政府ではタイ人労働者を正規に受け入れており、現在3万人以上のタイ人が韓国で働いているそうですが、
タイ政府がタイ人労働者を受け入れてくれた見返りとして、日本人はビザ無しでの滞在は1ヶ月ですが、
韓国人は3ヶ月までOKと優遇しています。
いずれにせよ、JTEPAがドンドン進めば、日本とタイの関係も良化して我々のタイでの生活ぶりも
過ごし易くなり、タイ人も日本で働く人が増え相互理解が進化するでしょう。
「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです
タイ・ゴルフを何でもランキングで紹介する情報サイト
JTEPAは、2007年6月に当時暫定政権の元スラユット首相が訪日した際に、これも元安倍首相と自由貿易
協定(FTA)を含んで調印されていました。昨年で日本がEPAに署名したのは、シンガポール、メキシコ、
マレーシア、フィリピン、チリ、タイの6カ国目となりました。
この協定の発効から10年以内にタイへの輸出の約97%、日本への輸出の約92%が撤廃され無税となると
謳われていましたので、両国共 特にタイ国サイドでは経済発展に繋がると大きな期待をしていました。
しかしながら、最近 開催された第一回委員会(ビジネス環境整備小委員会)は、JTEPAが発効されてから
実に9ヶ月もの時間がかかっています。このJTEPAは首相直轄の担当となりますが、タイの首相が何度も
変わった為、意思決定が出来ずタイ側に遅れた原因があると、サティット事務局長が認めているようです。
でも笑っちゃいますね。
日本だって文句を言えません。日本も首相交代には安倍さん、福田さん、そして今麻生さん・・・ タイは
スラユットさん、サマックさん、そして今ソムチャイさんと、まったく偶然にも同じように、成行きは違いますが
この期間で三人の首相が交代しています。
一回目の委員会が遅れたとは言え、すでに事務方と民間企業の間では進んでいる部分もあり、いくつかの
製品・サービスの関税が引き下げられた効果が出てといると日本側から報告がなされているようです。
今年の7月までの輸出入の累計を見ても、タイにとって最大の輸出国はアメリカだったようですが、
日本への輸出がアメリカを上回り、輸出入ともに日本が最大の貿易相手国となったとの事です。
(以前からタイにとっての最大の輸入国は日本でした。)益々 日タイの関係は強化になりますネ。(嬉)
しかし この現象は、日本にとって最大の輸出相手国がアメリカから中国に変わっているように、
ここの所のアメリカ経済の景気不振で輸入が激減していることが大きな要因だと思いますので、
あまり喜べることではありませんが・・・
JTEPAでは、多種な両国間の相互協力がありますが、我々が興味を持つのが入国・就労に関する項目です。
日本はタイ伝統舞踊、タイ語などの指導員の入国・就労も認めるとのことですが、タイは、在タイ日本人の
滞在・労働許可の取得条件の緩和を約束しています。
(日本では将来フィリピン、インドネシアに次いでタイ人の介護士も視野に入れているようです。)
入国・就労に関しては、韓国とタイは経済連携を結んでいませんが、こんな例があります。
韓国政府ではタイ人労働者を正規に受け入れており、現在3万人以上のタイ人が韓国で働いているそうですが、
タイ政府がタイ人労働者を受け入れてくれた見返りとして、日本人はビザ無しでの滞在は1ヶ月ですが、
韓国人は3ヶ月までOKと優遇しています。
いずれにせよ、JTEPAがドンドン進めば、日本とタイの関係も良化して我々のタイでの生活ぶりも
過ごし易くなり、タイ人も日本で働く人が増え相互理解が進化するでしょう。
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朝鮮戦争の時にタイは国連軍として、軍を派遣したので韓国政府は国連軍に参加した17ヶ国に対して、感謝の意を込めてVISAを免除したのですよ。
ですから、タイと韓国ではこの特例はずっと前からあって、タイ政府も相互条約として韓国人の滞在を3ヶ月認めているのですね。
タイと韓国は1958年に国交を樹立して、今年は50周年にあたり、タイ・韓国修好50周年記念の
イベントが各地で行なわれていますが、50周年を記念して当時の相互条約も解除されたと
聞き及んでおります。
その辺の情報はお持ちでしょうか。宜しくのご教示を宜しくお願いします。