タイは世界で２番目に 交通事故に遭う確率が高いって！

　　
　タイは交通事故に遭う危険率が世界２位なんですってネ。　改めて 注意しましょうヨ。

米国ミシガン州の大学と世界保健機関が発表した統計によると、タイは毎年10万人につき
44名の人が交通事故で亡くなっており、その数が世界第１位のナミビアの45名に次いで
タイは２位だそうです。　45名と44名では１位と変わりありませんねぇ～ （苦笑）。

　

ちなみに 第３位はイランの38名で、世界平均では18名ですから タイは残念ながら
平均の倍以上ですヨ。　旅行者も在タイの人たちも要注意です！

　今年のソンクラーンでも、そうでした。　毎年 期間中に交通事故が多発し、正月の６日間での
事故件数は3,000弱、死亡者は300人前後に達します。　そのため今年はプラユット政権も より
以上に飲酒運転の取り締まりに力を 入れたはずなんですが、４月９日から15日までの集計では、

交通事故件数3,373件、死亡364人、負傷3,559人でした。　ソンクラーン休暇が19日まで
続いている人もいるでしょうから、事故件数はさらに増えているしょうネ。　それなりに
努力はしているんでしょうが、減るどころか増えていますねぇ～

　

　ソンクラーンの期間中の事故は、飲酒運転と速度超過が多いんですが、全国に2,200を 超える検問所を
設置し、飲酒運転の有無や過度な水かけの注意を 促していました。　そして飲酒運転など約13万人弱を
逮捕したとのことです。　でも3,400件近い事故が発生し、364名亡くなっているという有様です。　

事故原因のトップが、飲酒運転による事故が件数全体の39.3％で断トツです。　次が速度超過で
24.4％で、オートバイが絡んだ事故は全体の81.3％ですが、毎年 同じような数字があがってきます。

　

飲酒運転とバイク、明確に主な原因が解っているのに、毎年 同じことを 繰り返しています。　
ソンクラーンの期間中、ワタシが近所で見かけた事故で バイク運転中にトラックの荷台に乗った
子供たちが、水を かけ、たまらずバイクは横転してしまいました。　運転手は飲酒していましたネ。

　マイペンライというタイ語の言葉は、“大丈夫・気にしない・やれる” … … 等々に使われ、過度に
神経を 使うときや悩み事などがあるときには、非常に心強い励ましの言葉になり よく使われます。　

　

しかし、これが 飲酒でも 「ちょっとくらいだったらマイペンライ」 となってしまうんでしょうネ。　
このマイペンライ精神が生きづいている限り、タイの飲酒運転は減らないのかも知れませんヨ。

先日もタイの運転免許証の更新に行ってきましたが、これでいいのというくらい、実に簡単すぎます。　
新しく取得するにしても更新でも、ここで厳しく指導や教育を しなければいけませんのにねぇ～　
いくらソンクラーンの期間中に取り締まって、運転の心得などできていませんから無理ですヨ。
　
　
　タイが世界で２番目に 交通事故に遭う確率が高いこと、政府は知っているのかなぁ～