タイでゴルフ友達になりましょ。

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今年からステップアップ ツアーも世界ランキングに!

2017年04月22日 | タイのゴルフ、あれこれ
 
 「パナソニックオープン」は7アンダーで野澤真央プロ(20)の逆転初優勝で終了。サタヤ
選手は35位。徐々に調子を上げていたから、次回に良い結果を出すでしょう。なにせステップ
アップツアーではサタヤ選手、トップクラスのプロですからネ。 昨日からの続きです ・・・

そう言えば2015年のステップアップツアー開幕戦「ラシンク・ニンジニア RKBレディース」で史上
3人目となるアマチュア優勝を果たした新垣比菜(19)さんも出場していましたが、38位でした。

 
 <野澤真央プロとサタヤ選手と新垣比奈さん>

かつては横峯さくら・諸見里しのぶプロらがステップアップ ツアーの優勝からレギュラーツアーに出場し
シード権を獲得したケースがありましたが、そうした例は一握りです。日本LPGAもこうした現状から、
抜本的な選手強化のためにステップアップ ツアーの賞金ランキング導入を検討していたといいます。

それには海の向こうの米国PGAツアーも数年前から下部組織であるWeb.comツアーの強化に乗り出し、
入れ替え戦の実施や、予選会からは下部ツアーを経由しなければPGAツアーに出場できない制度を導入。

 

その結果、ただの“二軍”ではなく戦うツアーとして組織された舞台で もまれた下部ツアー
出身選手達は PGAツアー昇格後、すぐに活躍できる選手が育っているといいますからネ。

昨年「マスターズ」で最終日最終組を回った米国のスマイリー・カウフマン(25)選手はその
筆頭かな。PGAツアーの選手層の厚さは、下部ツアーの充実も無関係ではないのが証明されました。
 
 
<スマイリー・カウフマン選手>

ステップアップ ツアーも今年からただの“二軍”ではない戦う舞台に変わりました。そして、
今後どんどん増えていく?ステップアップ ツアー出身者が、レギュラーツアー全体のレベルを
向上させていくかも知れない。また世界で戦う競技力向上のため、もう一つの施策を講じています。

ステップアップ ツアーは通常、2日間競技がほとんどなんですが、選手のやる気と競技力
向上の為に3日間大会を14試合に拡大しています。これにより、世界ランキング加算基準

 

(3日間大会が10試合以上)もクリアしましたので、昨日まで行われていた「パナソニック
オープン」から女子世界ランキング(ロレックス・ランキング)の対象競技となりました。

下部ツアーとしては米国女子「下部シメトラツアー」、欧州女子「下部 LETアクセスシリーズ」に
続く3ツアー目の加算対象ツアーに加わりました。これは選手にとって励みにもなるでしょうねぇ~
(森田理香子プロが急に28日から「九州みらい建設」へ出場を決めたのはここに理由があるかも?)

 

選手としてはただプレーするだけでなく可能性も広がりますものネ。モチベーションが上がれば
ツアー全体のレベルアップにもなるでしょう。全体の意識が変われば、選手のレベルも上がります。

今年はメディアが「ステップアップ ツアーをよく取り上げるなぁ~」と思っていたら、
こんな所に要因があったんですネ。 我々も 今年は同ツアーを注目したいですネ。  



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