今年になって 「米国通商代表は、タイや中国などの国に知的所有権違反の模造品やウェブサイトに対する
取り締り強化を 求めていくと表明した」 なんてニュースが また 流れていましたねぇ~
同代表は、具体的に33の商業施設やウェブサイトを 公開していますが、タイではバンコクの秋葉原と
言われる パンティップ プラザが指摘を 受けています。 これら33の商業施設やウェブサイトのある
国に取り締りを求めるとともに、取り締りができない国とは米国内の事業を 許可しない方針である
ことも付け加えています。
<秋葉原と言われるバンティック プラザ…>
昨年からそんな動きはありました。 ソフトウェア業界団体のビジネス・ソフトウェア・アライアンス
(BSA、本部ワシントンDC) が、各国・地域の2009年のコンピュータソフトの違法コピー状況を 纏めた
「第7回世界ソフトウェア違法コピー調査」 で、タイの違法コピー率は75%と、世界平均の43%、
日本の21%などを 大きく上回った、という報道 を 受けてか・・・
米マイクロソフトのタイ法人は、同社製コンピュータソフトの精巧な海賊版が中国からタイに流入して
いるとして、警戒を 呼びかけたり、タイ警察と共にバンコク市内で行なった手入れで海賊版数千セット、
DVD5万枚などを 押収したりと、たびたび ニュースにもなっていました。
<今年の初めに多くの逮捕者が…>
更に 今年になって、タイの法務省特別捜査局 (DSI) も動き出し、バンコク都内のショッピングセンター
2カ所 (ラチャテウィ区のインドラ・スクエアとパトゥムワン区のマブンクロン・センター) を 手入れし
コピー商品など約2万3,000点、正規品の販売価格で1,000万バーツ相当を 押収しています。
DSI自ら、タイでは知的所有権に関する意識が低く、海賊版ソフトや偽ブランド商品が氾濫している。
中でも海賊版パッケージなんかは、証明書など細部に至るまで本物そっくりで、正規品に近い価格で
販売され一般の人には見分けがつかないと、嘆いています…
<時計のコピー商品も多いかも…>
批判を 恐れずに個人的な見解を 言わせて頂くと、タイは昔から知的所有権云々と言われる前から
「物を 真似て物を 造る」 という慣習・文化があり、自慢し合う傾向もありました。 長い間 一部を
除いて、中国のように意識した模倣品・コピー商品は少なかったようにと思います。 それを 細かい
手先の器用さを、一部のタイ人が利用し 現在のような組織ある悪質な業界が出来上がったように
思いますが、さて どうでしょう? 造っている人に悪気は無いように思いますが・・・
ですので ただ 取り締まるだけでなく、子供の頃から知的所有権という意味と意識を 学ぶ場も
必要不可欠かと思いますねぇ~ その辺も注視してほしいですね。
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