日本もタイも現政府はどうなちゃったんでしょう? どちらも大変ですが、お二人の首相は対照的です。
日本の福田首相は「やってられない」と政権を放り出すし、タイのサマック首相は、「デモ隊に屈するのは
国の恥だ」として退陣などしないと踏ん張っています。踏ん張るのはいいですが、とうとう2日未明に、
デモ隊の反政府団体・民主主義市民連合(PAD)と政府支持派の群衆数千人がバンコク市の中心部で激しく
ぶつかり合い、死者一名と多数の死傷者が出て、バンコクに非常事態が宣言されました。
正直言いまして、PADの市内デモ隊や首相府での座り込みも、いずれ収拾されるだろうと、ワタクシ 安易に
考えていましたがとんでもないことになっています。
非常事態宣言下では、アヌポン陸軍司令官に事態収拾の指揮権が委任され、5人以上の集会が禁止される、
政府の建物の保全、またマスコミ報道などの検閲が認められるそうですから、これは一大事なことでバンコクでは
緊張が非常に高まっています。日本の新聞にも政府支持者を棒で殴る反政府派の暴力行為が大きく写真付で
掲載されています。こんな写真を見たら日本人も他の外国人もタイへの旅行は取り止めるでしょう。
現に、PADのデモ隊が鉄道・航空旅客サービスにまで影響を与え、国内旅行の予約が9割までキャンセルに
なっているという情報もあります。厄介なことにタイ国有鉄道・タイ国際航空などの労組がPADに同調する
動きを見せているようですので尚更に、交通機関への影響がさらに拡大することが予想されています。こんな
国内ですから外国人旅行者にも不安が広がっており、タイの旅行を切り上げて帰国するケースもあると聞きます。
処で、バンコクで発令された「非常事態宣言」って、詳しくはどんなことでしょう? <バンコク週報から記事抜粋>
2005年に制定された『非常事態下での統治法』第9条に基づくもので、非常事態を速やかに正常化し、暴動発生を
回避するために発令するもので、同宣言を発令する権限は首相にある、とされ以下の制限を受けます。
(1) 5人以上の集会および秘密会議、もしくは治安を乱すと考えられる行為が禁止される。
(2) 国民に不安感を与える記事、治安に関し国民に誤った情報を提供する記事を、新聞などあらゆる媒体を通じて
配布・販売することが禁止される。
(3) 治安維持責任者が指定した交通路・交通機関の市民の利用を禁止することができる。
(4) 治安維持責任者が指定した建物への市民の出入りを禁止することができる。
(5) 治安維持責任者が指定したエリアから市民を移動させ、また同エリアへの出入りを禁止することができる 。
いやぁ~ 物騒なことですね~。でも反政府派と政府支持派のぶつかり合いと言っても、彼らはどのように
敵、味方を見分けるのでしょう? なんでも民主市民同盟は黄色のシャツを着ていて、親政府グループは
赤のシャツを着ていると聞きます。
いつもの通りプミポン国王のお出ましで早めの解決を希望しながら見守るしかありません。
(同ブログは日本時間の午前7時時点のモノです。)
「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです
タイ・ゴルフを何でもランキングで紹介する情報サイト
日本の福田首相は「やってられない」と政権を放り出すし、タイのサマック首相は、「デモ隊に屈するのは
国の恥だ」として退陣などしないと踏ん張っています。踏ん張るのはいいですが、とうとう2日未明に、
デモ隊の反政府団体・民主主義市民連合(PAD)と政府支持派の群衆数千人がバンコク市の中心部で激しく
ぶつかり合い、死者一名と多数の死傷者が出て、バンコクに非常事態が宣言されました。
正直言いまして、PADの市内デモ隊や首相府での座り込みも、いずれ収拾されるだろうと、ワタクシ 安易に
考えていましたがとんでもないことになっています。
非常事態宣言下では、アヌポン陸軍司令官に事態収拾の指揮権が委任され、5人以上の集会が禁止される、
政府の建物の保全、またマスコミ報道などの検閲が認められるそうですから、これは一大事なことでバンコクでは
緊張が非常に高まっています。日本の新聞にも政府支持者を棒で殴る反政府派の暴力行為が大きく写真付で
掲載されています。こんな写真を見たら日本人も他の外国人もタイへの旅行は取り止めるでしょう。
現に、PADのデモ隊が鉄道・航空旅客サービスにまで影響を与え、国内旅行の予約が9割までキャンセルに
なっているという情報もあります。厄介なことにタイ国有鉄道・タイ国際航空などの労組がPADに同調する
動きを見せているようですので尚更に、交通機関への影響がさらに拡大することが予想されています。こんな
国内ですから外国人旅行者にも不安が広がっており、タイの旅行を切り上げて帰国するケースもあると聞きます。
処で、バンコクで発令された「非常事態宣言」って、詳しくはどんなことでしょう? <バンコク週報から記事抜粋>
2005年に制定された『非常事態下での統治法』第9条に基づくもので、非常事態を速やかに正常化し、暴動発生を
回避するために発令するもので、同宣言を発令する権限は首相にある、とされ以下の制限を受けます。
(1) 5人以上の集会および秘密会議、もしくは治安を乱すと考えられる行為が禁止される。
(2) 国民に不安感を与える記事、治安に関し国民に誤った情報を提供する記事を、新聞などあらゆる媒体を通じて
配布・販売することが禁止される。
(3) 治安維持責任者が指定した交通路・交通機関の市民の利用を禁止することができる。
(4) 治安維持責任者が指定した建物への市民の出入りを禁止することができる。
(5) 治安維持責任者が指定したエリアから市民を移動させ、また同エリアへの出入りを禁止することができる 。
いやぁ~ 物騒なことですね~。でも反政府派と政府支持派のぶつかり合いと言っても、彼らはどのように
敵、味方を見分けるのでしょう? なんでも民主市民同盟は黄色のシャツを着ていて、親政府グループは
赤のシャツを着ていると聞きます。
いつもの通りプミポン国王のお出ましで早めの解決を希望しながら見守るしかありません。
(同ブログは日本時間の午前7時時点のモノです。)
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反政府連合(PAD)とサマック政府支援組織が衝突したのは、バンコクの北西部で、外国人観光客が行くような地域ではありません。
サマック政権が辞職(崩壊)するまで、PADは反政府運動を展開する見込みですが、サマック支持組織との衝突は、今後は起こらない可能性が高いです。それは、軍部がPAD寄りのスタンスで、今後、サマック支持組織がPADに殴り込みをかけてきたら、催涙弾で徹底阻止する姿勢だからです。
PADがサマック支持組織に殴り込みをかけることはあり得ません。
PADの運動には、国営企業はじめ経済界が支援していますし(集会資金は大企業が提供)、軍部も好意的、タイ最高権力者の暗黙の了解もあるような気配で、サマック政権崩壊も時間の問題かもしれません。
2日には、選挙管理委員会が、憲法裁判所に、サマック政党(市民の力党)の解党処分を要請していますので、サマック政権崩壊⇒市民の力党解党で、タクシン系政治家はひとまず一掃されそうです。
しかし、サマック政党・・・・そんなに市民からの支持がないのでしょうか?
ワタクシは10日にタイ入りしますが・・・
サマック首相の性格は以前から ?? と市民から思われているようで不人気ですネ。
不思議だ?
タイに大統領はおりません。
何故大統領なのか不思議だ?