世界ゴルフ殿堂(World Golf Hall of Fame)は11日、2021年に殿堂入りするのは、
メジャー通算15勝を誇り、米国で通算82勝のタイガー・ウッズ選手と発表しました。
ゴルフ界のスーパースターであり、タイ人をお母さんに持つタイガー・ウッズ選手です、タイの
人たちも嬉しく誇りに思うでしょう。 数日前のタイ語新聞でも、“殿堂入りするか” と特集を
組んでいましたからネ。米国ツアーでは歴代最多タイの82勝ですが、世界では通算93勝です。
そのうち 若い時代にタイでも2勝しています。その頃からタイのゴルフが盛んになりました。
1974年に設立された世界ゴルフ殿堂は、現在2年に1回 発表され、今年から受賞者の対象年齢が
最低年齢の50歳から45歳に引き下げられ、12月に45歳になるウッズ選手も資格を得ていました。
<フロリダ州セントオーガスティンにある世界殿堂>
最終候補10人にノミネートされていると聞いて、必ず決まるな、と思ったの私だけではないはず。
ノミネートされた選手は、米国ツアー3勝のパドレイグ・ハリントン氏(アイルランド)、女子
メジャー2勝のサンドラ・パーマー氏、前PGAツアーコミッショナーのティム・フィンチェム氏ら。
どう見てもウッズ選手以上の功績を打ち立て、ゴルフ界を席巻させた選手は 他にいませんものネ。
ちなみに、日本人では樋口久子さん(2003年)、青木功会長(2004年)、岡本綾子さん(2005年)、
尾崎将司プロ(2011年)が殿堂入りを果たしています。 錚々たるメンバーです。
<ジャンボ尾崎は11年でした>
ウッズ選手、2009年に不倫騒動が起き、13年以降は腰痛に悩まされ続け、いろいろありました。
かつては1位が「指定席」だった世界ランクは1199位まで落ち、どん底を味わいました。そこから
徐々に調子を取り戻し、一昨年8月のツアー選手権で5年ぶりの優勝を果たし、昨年4月の
マスターズ制覇で11年ぶりのメジャー制覇で通算15勝目をマーク、完全復活を印象付けました。
そして同年10月には、米国と日本ツアーの共催試合、日本で初開催の米国ツアーとなった
「ZOZO チャンピオンシップ」では、歴代最多記録に並ぶツアー通算82勝目を挙げ、日本でも
復活劇を見せてくれました。ウッズ選手はこの殿堂入りについて、“このたびの栄誉は、諦めずに
追い求め続けたことに対する究極の評価” とコメントしていますが、まさに その通りですネ。
あとは東京オリンピック出場ですネ。 残された名誉は五輪でメダル獲得しかありません。
このたびの世界殿堂入りは、タイの人たちが誇りに思うように、私も嬉しく感じています。
「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです
タイ・ゴルフを何でもランキングで紹介する情報サイト
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます